Marketing マーケティングコラム
マーケティング・リサーチの最新情報のみならず、デジタルマーケティング、データマーケティング、ビッグデータ、AI、IoTなど、皆様のマーケティング活動に役立つ話題を取り上げます。
記事一覧
-
ブランディングを知る~「ロゴ」の活用~
街を歩いていると見かける、世界的に有名なブランド「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のバッグがあります。それがなぜ「ルイ・ヴィトン」で、高級なバッグだと分かるのでしょうか。あの「モノグラム」と呼ばれるロゴを見たからではないでしょうか。日本の家紋を参考にして作ったと言われる「モノグラム」と「L」「V」を重ね合わせたロゴ=ルイ・ヴィトンのもの=ラグジュアリーブランドの代表格、というイメージはゆるぎないものになっています。
取材担当 /
2017 / 08 / 10
-
スマートフォン利用者を意識した調査をしよう
現在、スマートフォンの普及率は約8割程度と言われています。携帯電話を使用する人のほとんどはスマホを使用しており、スマホにおけるマーケティング市場は、老若男女問わず、大きな訴求力を持っています。
取材担当 /
2017 / 07 / 27
-
回答率が上がる調査票の作り方
インターネット調査でも対面調査でも、アンケート調査を行う際には、必ず調査票を作成します。調査票は、いわば設問リスト。聞きたいことだけをただ何とはなしに羅列したり、それらしい回答を得られそうな設問をただ並べたりしただけでは、「調査票」とは言えません。
取材担当 /
2017 / 07 / 13
-
定点調査の使い方とマーケティングで生かす方法
定点調査とは、ある一定の期間ごとに同じ質問を行うことで、事象の経過や動向、変化を分析する調査手法のことです。「追跡調査」「時系列調査」「モニタリング調査」「トラッキング調査」などさまざまな呼び名で呼ばれることもありますが、調査内容はいずれも同じような内容を扱っています。消費者意識や使用実態などを長期にわたって観察し続け、傾向をつかみ情勢を把握することが目的です。
取材担当 /
2017 / 06 / 29
-
街頭調査が断られる理由と協力を得るためのテクニック
街頭調査は、調査員が街頭に出て通行人に呼びかけ、同意承諾のもと、モニターやアンケート調査に協力してもらう形の調査方法です。街頭アンケート、路上調査とも呼ばれ、テレビや雑誌などのメディアでも積極的に行われていることから、知名度と認知度の高い調査方法です。
取材担当 /
2017 / 06 / 15
-
ポートフォリオ分析で算出される4つの象限の活用術
顧客満足度調査等で用いられる分析手法のひとつです。製品・サービスにおける項目別満足度などを軸にして2次元グラフで表現することで、重点的改善項目を抽出するという分析手法がポートフォリオ分析です。
取材担当 /
2017 / 06 / 01
-
使い分けのために知っておくべき定性調査と定量調査のちがい
定性調査は、企業側が消費者側と対面する形式で意見を吸い上げる調査手法です。直に顔をあわせ、質問を繰り返すことで消費者の生の声や深層心理を読み解きます。
こうした手法をとることで、グラフや数値では表しにくい行動原理(「何故その商品を購入したのか?」「どこが気に入ったのか?」など)を把握することができます。定量調査の事前調査として行われることが多く、定量調査に必要となる「仮説」を立てるために用いられます。特に、「はい/いいえ」では答えられない行動の理由や行動に至る経緯などを探るのに適しており、感情や価値観に由来する心理的な構造を知ることに役立ちます。取材担当 /
2017 / 05 / 18
-
3C分析とは?ブランディングを効果的に行うために
企業または企業の製品・サービスのブランディングに有効なツールのひとつに、「3C分析」があります。「3C」は、「Customer(顧客または市場)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」指す頭文字「C」を採ったものです。「3C分析」は、この三つの関係性を明示し、市場における自社の環境について、市場での可能性や戦略などを分析するための、マーケティングのフレームワーク(枠組み、思考方法などを体系化したもの)です。
取材担当 /
2017 / 04 / 27
-
【新しい時代のリサーチ 第6回】
「RDIT マーケティング領域での活用法」第5回のコラムでは、世界で科学誌『NATURE』に取り上げられたRDITを利用したグローバル調査「精神疾患への偏見についての世界調査」”World survey of mental illness stigma”、 米国での『自殺リスク要因』についての研究など、学術研究での利用事例をご紹介しました。
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2017 / 03 / 30
-
クロス集計は分析の基本!メリットと分析できることを解説
アンケート調査で得られたデータの集計方法の一つにクロス集計があります。今回は、クロス集計のメリットとクロス集計でできる分析について解説します。
取材担当 /
2017 / 03 / 02
-
【新しい時代のリサーチ 第5回】
「RDIT 科学誌NATUREで取り上げられた調査」第4回のコラムでは、世界的なパンデミックの中で、正確な情報をつかむために開発されたRDITの学際的な背景と、RIWI社が目指すビッグデータの先にある「スマートデータ(高性能なデータ)」というビジョンについてご紹介しました。
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2017 / 02 / 24
-
デプスインタビューのメリットとデメリットを理解する
「デプスインタビュー」は、市場調査を行う際に取り入れられる調査手法、「定性調査」のうちのひとつです。企業側から派遣されたインタビュアーと、対象者が1対1で行う面談式のインタビューで、本人さえも気がついていない深層意識の中にあるニーズや要望を聞き出し、商品開発や販売に役立てるための方法です。
取材担当 /
2017 / 02 / 16
-
【新しい時代のリサーチ 第4回】
「RDIT 世界的パンデミックの中で生まれた調査手法」第2回、第3回のコラムでは、RDIT(アールディット:Random Domain Intercept Technology)が、普段は世論調査に協力しない政治的な関心の低い人も含めてランダムに回収することによって、昨年の米国大統領選挙やヨーロッパの国民投票において極めて精度の高い予測を実現したことを取り上げました。このようにRDITは、常に変化する状況の中で人々の意見を正確に把握する非常に高いポテンシャルを持っているのです。
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2017 / 02 / 03
-
【新しい時代のリサーチ 第3回】
「RDIT 欧州の国民投票を的中!予測の驚くべき正確さ」前回のコラムでは、RDIT(アールディット:Random Domain Intercept Technology)がどのように2016年11月の米国大統領選挙を正確に予測したのかをご紹介しました(【新しい時代のリサーチ 第2回】「正確な選挙予測を可能にしたRDITの方法論」。)
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2017 / 01 / 20
-
対象の全数を調べる悉皆調査(しっかいちょうさ)のメリットとデメリット
「悉皆調査」とは、「悉皆」が意味するように、「ことごとく皆」を調査する全数調査(complete enumeration)のことです。
日本で代表的な悉皆調査には、普段日本に居住している人を対象とした国勢調査や日本国内の事業所を対象とした経済センサスなどがあります。取材担当 /
2017 / 01 / 12
-
【新しい時代のリサーチ 第2回】
「正確な選挙予測を可能にしたRDITの方法論」
前回のコラムで、2016年11月の米国大統領選挙を正確に予測した調査RDIT(アールディット:Random Domain Intercept Technology)とその特長についてご紹介しました。今回はこのRDITがなぜ正確なのか、またその仕組みについてもう少し詳しくご紹介したいと思います。取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2017 / 01 / 06
-
【新しい時代のリサーチ 第1回】
今知っておきたい!「RDIT ― 米大統領選を正確に予測した新しい調査」とは!?世の中の変化につれて、リサーチの世界でも大きな変化がはじまっています。人々のインターネット利用はパソコンからスマートフォンへとシフトし、インターネット調査においても今後はよりスマートフォンでの回答者を想定した調査の画面や質問票の作り方に留意する必要が増しています。
取材担当 / 岸田 典子 (きしだ のりこ)
2016 / 12 / 19
-
×はOK?赤い色はネガティブ?記号や色が示す意味合いの差異とは?
最近、「温泉マーク」が訪日外国人への対応のために変わるかもしれないというニュースが話題になっていました。(NHK NEWSWEB 「温泉マーク なぜ変える?」)
日本人にはおなじみの現在使われている温泉マークは、日本に詳しくない訪日外国人の多くにとっては、「温かい飲み物や料理を提供する施設」として見えてしまうという誤解が多く生じてしまうことから、従来のマークに人が湯に浸かっているイメージが付加された新しいデザイン案が示されました。
このようなマーク(一般的にはピクトグラムと呼ばれます)ひとつにとっても、その記号が持つ意味合いの受け取り方はその土地や国の文化によって異なってきます。取材担当 / 大竹 雄
2016 / 12 / 06
-
あらためて知っておきたい ネットリサーチのメリットとデメリット
マーケティングにおけるネットリサーチとは、インターネットを利用した市場調査を指します。また、「インターネットリサーチ」「Web調査」「オンラインサーベイ」とも呼ばれ、従来、訪問面接調査や郵送調査などによって行っていた顧客(消費者)の意見を、インターネット上で聞き出す調査手法です。
ネットリサーチにおける代表的な調査方法としては、事前に登録しているアンケートモニターに、メールやWebサイト上でアンケートをお知らせし、サイト上のアンケートフォームから回答してもらう方法が最も多く挙げられます。
ネットリサーチは数あるアンケート実施方法の中でも年々シェアを伸ばし、1999年には全体の約2%程度だったものが、2006年までの8年間で30%まで拡大、現在もその割合は増え続けています。取材担当 /
2016 / 11 / 17
-
時代の変化と不変的なこと
私が社会人として働きはじめたころ、仕事をしながら自分のデスクでたばこが吸えていた。それは会議中も同様だ。会議の前は灰皿を給湯室に取りに行き、机に並べ先輩や上司が来るのを待つ。新人の仕事だった。
バルセロナ五輪では岩崎恭子選手が金メダルを取り、新幹線「のぞみ」が運転を開始した時代。自分の中ではさほど遠くはない過去だが、もう20数年も前のことである。取材担当 / 五十峯 正貴
2016 / 09 / 21