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SNSとソーシャルメディアの違いとは?ビジネスにおける活用目的も解説

2024 / 05 / 24

#コミュニケーション,#消費者行動,#SNS

SNSとソーシャルメディアの違いとは?ビジネスにおける活用目的も解説

SNSは日常生活に溶け込み、今やテレビでも「SNSで話題の…」と取り上げられることも増えてきました。“ソーシャルメディア“はSNSと並列に語られることもしばしばあります。しかし、SNSとソーシャルメディアでは定義が異なることをご存知でしょうか。今回は、SNSとソーシャルメディアの違いと、ビジネスでの活用目的について紹介します。ソーシャルメディアマーケティングを実践している方、これから行う方はぜひ参考にしてください。


SNSとソーシャルメディアそれぞれの定義と違いとは

SNSとソーシャルメディアの定義について見ていきましょう。それぞれの定義を踏まえた上で、両者の違いを説明していきます。

SNSの定義

SNSとはそもそも「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略で、社会的なつながりを提供するサービスのことを表します。ここでいう「社会」とは、特定のプラットフォームのことを意味し、ユーザーがそのなかで交流することで生まれる“つながり”を指します。具体的にはInstagramやX、Facebookなどが挙げられます。

有料のサービスや無料のサービス、投稿する内容の形式がテキストや画像、動画など、プラットフォームにもさまざまな形がありますが、基本的にはこれらをまとめて「SNS」と呼びます。

ソーシャルメディアの定義

ソーシャルメディアについて、総務省では「ソーシャルメディアとは、インターネットを利用して誰でも手軽に情報を発信し、相互のやりとりができる双方向のメディア」(※)と定義づけています。

また、ソーシャルメディアの種類として、ブログやSNS、動画共有サイト、メッセージングアプリ、情報共有サイト、ソーシャルブックマークと6つに分類しています。

※引用:総務省|平成27年版 情報通信白書|ソーシャルメディアの普及がもたらす変化
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/pdf/n4200000.pdf

SNSとソーシャルメディアの違い

ここまでソーシャルメディアの定義についてお伝えしましたが、SNSとソーシャルメディアの明確な違いは、枠組みが大きく異なることといえます。ソーシャルメディアはより大きな枠組みで、その中にSNSが区分されるという関係性になります。

SNSは発信者とユーザー間、もしくはユーザー同士でつながり、コミュニケーションを取ることを目的としたサービスです。一方、ソーシャルメディアはSNSを含むものの、必ずしもコミュニケーションを取ることが重要ではありません。

例えば、動画共有サイトの場合は「動画」で情報伝達することが中心となっており、副次的な要素としてコミュニケーションが生まれます。ブログや情報共有サイトでは発信者の情報が中心となり、コミュニケーションは副次的な要素です。

このように、SNSは「ユーザー間のつながり」という目的に焦点を当てた狭義なものであり、その上位に位置するのが「情報を双方向でやり取りできるメディア」と定義づけられたソーシャルメディアになります。

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ソーシャルメディアの主な種類

ソーシャルメディアは、次のような種類に分類できます。では、それぞれの種類のソーシャルメディアについて見ていきましょう。

コミュニケーション

コミュニケーションの分類には、FacebookやLINEなどが該当します。主に個人のユーザーが1対1やグループなどで、コミュニケーションをとることを目的としているものです。例えば、友人同士で今日あった出来事や思ったことなどを簡単に伝え合ったり、意見を聞いたりします。

連絡手段として使われることも多いです。特にLINEの場合には、日常の連絡手段として幅広く活用されています。電話番号やメールアドレスはわからなくても、LINEでは友だち登録をしていて連絡がとれるという相手も多いでしょう。
また、FacebookもMessengerを使用すれば1対1でのやり取りができます。

レビュー・口コミ

レビュー・口コミの分類には、「食べログ」「価格.com」「トリップアドバイザー」などが該当します。主に、自分が購入した商品や利用したサービスについての感想や評価などを発信するものです。

食べログであれば、飲食店を利用した際に料理の味やお店の雰囲気などについての評価を発信します。価格.comであれば、購入した製品について、使い勝手の良さや耐久性などについて発信するといった具合です。
いずれも一般の消費者が実際に使ってみて感じた内容であるため、これから購入や利用をする方に対して影響を与えます。

集合知

集合知は大量の知識や情報を蓄積し、体系化したもののことです。代表的な例としては、「Wikipedia」「Q&Aサイト」「まとめサイト」などが挙げられます。

運営側が一方的に制作したものではなく、一般のユーザーが書き込んだ情報をもとにしているのが特徴です。例えば、Wikipediaは一般の方が情報を自由に書き込んだり編集したりできるようになっています。

Q&Aサイトは多く寄せられる質問とその回答をまとめたものです。まとめサイトも一般のユーザーによる書き込みを中心に作られています。

情報発信

情報発信は自分の身の回りで起こったことや自分の意見などを、不特定多数のユーザーに対して発信するものです。「X」「YouTube」「TikTok」などのSNSが該当します。
1対多数である点がコミュニケーションとの大きな違いです。情報の受け手も返信をしたり「いいね」を押したりして反応し、情報が広く拡散されていきます。

フォロワーや登録者などが多いユーザーはインフルエンサーと呼ばれており、情報の拡散力や影響力が強大です。マーケティングでインフルエンサーを起用する例も増えています。

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ビジネスにおけるソーシャルメディアの活用目的

ビジネスにおいてソーシャルメディアを利用する目的やメリットについて見ていきましょう。

販売促進・集客

ソーシャルメディアの種類によってユーザーの年齢層などの属性に偏りがあります。そのため、ソーシャルメディアを活用したマーケティングなら、ユーザーのターゲティングもしやすくなるでしょう。興味関心のあるターゲットへ効果的にアプローチできます。
投稿を見たユーザーが内容に共感した場合には、自動的に拡散してもらえる可能性もあるのもメリットです。

また、ソーシャルメディアでは今はまだ見込み顧客ではないものの、自社サービスに興味関心を持ちそうなユーザーもいるでしょう。そのようなユーザーを見込み顧客へと育成してアプローチする「ナーチャリング」という手法も実施しやすいです。

ただし、ひとまずSNSアカウントを開設してみる、ひたすら自社の宣伝ばかり行うだけではなかなかうまくいきません。成果をあげるためには、戦略を立てて情報発信をしていくことが大変重要です。

ブランディング・認知度アップ

オウンドメディアはSNSではなく、ソーシャルメディアの枠組みのひとつといえますが、オウンドメディアではユーザーとの接触機会を増やすこと、企業のブランディングを促進することが可能です。

ノウハウに関する記事や業界に関する情報を発信することで、ユーザーをファン化し、そこからセミナーへの集客やサービス・商品の購入へとつなげることができます。

また、オウンドメディアをビジネスで活用するのであれば、定期的な更新が必要不可欠です。コンスタントに発信することで、ユーザーは新しい情報を知るためにオウンドメディアと接触しようとするでしょう。認知度が高まり、ブランド力を強化できます。

逆に、更新頻度の低いオウンドメディアだと、ユーザーとの接触頻度はなかなか増えません。次第に接触頻度は減っていき、忘れ去られてしまうでしょう。

顧客満足度の向上

ソーシャルメディアの多くは、一方通行の情報発信ではなく、顧客から企業に対して意見を送れる機能も備わっています。

例えば、オウンドメディアであればコメント欄が設けられているところもあるでしょう。SNSなら返信したりダイレクトメッセージを送ったりできます。いずれも電話などで問い合わせるよりも手軽にできる方法です。

企業側は、そのようなコメントやダイレクトメッセージから顧客の意見を把握できます。製品やサービスの改善に活かせば、顧客満足度の向上につながります。

ユーザーニーズや競合リサーチ

競合他社の多くもソーシャルメディアを活用して情報発信をしている場合が多いです。そのため、競合他社の動向を知る上でも有用です。競合他社がどのようなキャンペーンを展開しているかを把握し、それを踏まえた上で戦略を練ることができます。

また、ユーザーもソーシャルメディアを通じて自分の意見を発信しています。ユーザーが自社の商品やサービスに対して抱いている感想をリサーチするのにも役立てられるでしょう。

広告費削減

ソーシャルメディアは無料で利用可能です。有料プランを設けているものもありますが、基本的な機能だけ使うのであれば料金はかかりません。自社の商品やサービスについての情報発信をすれば、無料で宣伝できます。

また、ユーザーとして行う情報発信とは別に広告を出稿することも可能です。大半のソーシャルメディアでは低予算で利用できるため、広告費の大幅な削減につながるでしょう。

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ソーシャルメディアを軸とした購買モデルの理解も大切

購買モデルとは、消費者が商品やサービスの購入に至るまでの心理や行動の変化のことです。マーケティング戦略を立案し実行するためには、購買モデルの理解が欠かせません。
ここでは、代表的な購買モデルを4つ紹介します。

ULSSASモデル

ULSSASモデルとは、SNS時代における新たな購買行動プロセスのことです。
ULSSASの名称は、下記6つの単語の頭文字から取っています。
U User Generated Content ユーザー生成コンテンツ
L Like いいね
S Search SNSで検索
S Search 検索エンジンで検索
A Action 購買
S Spread 拡散
User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)とは口コミや写真など、一般の消費者が投稿した内容を指します。
UGCに共感したユーザーが「いいね」のアクションをすることにより、商品やサービスをSNSや検索エンジンで調べます。購入に至った際、ユーザーが商品やサービスの評判を発信することで新たなUGCが発生し、ULSSASサイクルが回るといった具合です。

ULSSASモデルは、ユーザー起点で投稿された情報であるため信ぴょう性が高く、売り込み感を抑えられます。そのため、購入や契約に至りやすくなります。

VISASモデル

VISASモデルは、口コミの影響を活用して消費者の潜在的なニーズに訴求できるものです。
以下の頭文字をとって付けられています。
V Viral 口コミ
I Infruence 影響
S Simpathy 共感
A Action 行動
S Share 共有
ソーシャルメディア上の口コミから影響を受けたり、内容に共感したりすることで、商品の購入やサービスの契約に至るのが特徴です。また、実際に商品やサービスを利用して感じたことを、ソーシャルメディア上で共有する傾向にあります。

SIPSモデル

SIPSモデルとは、SNSや口コミで「いいね」が多く付いている投稿を見て共感し、その内容が本当に正しいかどうか確認しようとする消費者行動モデルです。
SIPSの頭文字は、下記の単語から取っています。
S Sympathize 共感する
I Identify確認する
P Participate 参加する
S Share&Spread シェア&拡散する
SIPSでは、「いいね」といった購買を伴わない行動を「参加する」として捉えているのが特徴です。なぜなら、購買に至らなかったとしても、「いいね」をすることでほかのユーザーにも影響を与え、購買につながる可能性があるためです。

RsEsPsモデル

RsEsPsモデルは認識・体験・購買の3つのステップを踏んで、商品の購入やサービスの契約に至ることを示したものです。
RsEsPsそれぞれの頭文字が意味する言葉は、下記の通りです。
R Recognition 認識
S Search・Share・Spread 検索・共有・拡散
E Experiense 体験
S Search・Share・Spread 検索・共有・拡散
P Purchase 購買
S Search・Share・Spread 検索・共有・拡散
RsEsPsモデルでは、フェーズごとに「検索」「共有」「拡散」という行動が挟まれています。すなわち、今後のマーケティングにおいて、どの段階でもこれらの行動が発生するような施策を考える必要があることを示しているのです。

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まとめ

SNSとソーシャルメディアの違いについて解説しました。普段何気なく使っている言葉ですが、定義から考えると大きく異なります。

また、ビジネスにおけるソーシャルメディアの活用は、しっかりと戦略を立てた上で実施することが大切です。さらに、購買モデルについても理解を深めておけば、より大きな成果が期待できます。SNSやそのほかのソーシャルメディアをビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

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