ビジネスパーソンの運動に対する意識・実態調査
勤務時の平均消費カロリーはランニング1時間相当
「今より運動量を増やしたい」人は約6割と、
ビジネスパーソンの運動意識に変化
-ビジネスパーソンの運動に対する意識・実態調査-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に在住する30代~50代の男女を対象に「ビジネスパーソンの運動に対する意識・実態調査」を実施しました。
尚、分析の一部については、株式会社つくばウエルネスリサーチ(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:久野譜也)が担当しています。
調査背景・目的
近年、ウォーキングやランニングは日常において気軽に取り入れられるスポーツとして人々のライフスタイルに定着してきております。また、7月に経済産業省が発表した「5月の特定サービス産業動態統計調査(確報)」(※1)によるとフィットネスクラブの売り上げが前年同月比で3.9%の伸びとなり、40カ月連続で増加しているとの発表がありました。運動に関するさまざまな専門業態が細分化されたことで、一人ひとりに合った運動を提供することが可能となり、日常における運動意識が高まっていると考えられます。
そこで今回は、東京・神奈川・千葉・埼玉に在住する1,200人の方々を対象に、普段の運動頻度や通勤時・勤務時といったビジネスシーンにおける運動意識などを調査し、その実態について明らかにしました。
※1参考URL ◆http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-2.html
調査結果 (一部抜粋)
ビジネスパーソンの91.9%が【運動は重要だと思う】(そう思う+ややそう思う)と回答。今後の運動意向としては【現在よりも運動量を増やしたい】と回答した人が全体では56.8%となり、ビジネスパーソンの運動意識が高まっていることが考えられる <図1>
ビジネスシーンでの運動意識では【意識している・計】(意識している+やや意識している)で23.2%と、現状ではビジネスパーソンの約4人に1人が運動意識を持っている。今後ビジネスシーンで運動を取り入れたいかの質問では【そう思う・計】(そう思う+ややそう思う)で41.5%と、運動意識の上昇に伴い、ビジネスシーンでも運動意識の高まりが見られる <図2>
ビジネスシーンで取り入れていることとしては、【エスカレーター・エレベーターではなく、階段を使う】が通勤時で46.4%、勤務時で53.8%とそれぞれトップになり、“階段”を使った運動が取り入れやすい傾向にあるとうかがえる <図3>
つくばウエルネスリサーチの調査・分析で、勤務時におけるビジネスパーソンの平均消費カロリーは概算で568.8kcal(※2,※3)となり、ランニング1時間分に相当する活動をしていることが判明 <図4>
参考:ビジネスと運動(スポーツ)に関する分析 (つくばウエルネスリサーチ)
【ビジネスシーンを活用した運動習慣を】
30代、40代頃から「疲れが抜けない」「太って体型が崩れてきた」「肌のたるみ」が気になるようになり、50代、 60代ともなれば、体力の衰えを実感するようになり、病気や不調などのトラブルも多くなる傾向があります。年齢を重ねるごとに筋肉が減少して基礎代謝量が低下するため、若い頃と同じように食べていたら肥満や生活習慣病のリスクが高まります。適正体重・筋肉量を維持するためには運動習慣が不可欠です。
今回のビジネスパーソンに対する調査では「エスカレーター、エレベーターではなく階段を使用する53.8%」「早歩きで歩く33.9%」「通勤中、電車では座らない10.9%」等の運動を勤務中に取り入れている人が多いという結果となりました。このように「スポーツをする時間はない」「スポーツはきらいだ」と思っている人でも、実は“カラダを動かすシーン”は多いのです。
調査の結果、平均消費カロリーは568.8kcalで、これはランニング1時間分に相当します。ビジネスシーンを活発にすることによって健康の維持・増進が可能です。日常生活での運動を活発にする目安として、歩数でいえば、1日8,000~1万歩、また、日常の歩数が足りない人でも、週に60分程度の汗ばむような運動をすることで、生活習慣病予防効果が得られます。
ビジネスシーンでのシンプルな運動で筋肉量を維持することで、「体が疲れにくくなる」「太りにくい体になる」「肌がきれいになる」いつまでも若々しいビジネスパーソンとして活躍していただきたいです。
調査内容
□ 属性設問:性別・年齢・居住地・婚姻状況・同居家族・職業・世帯年収
□ 今後の運動意向(SA)
□ 運動を増やしたい理由(MA)
□ 運動に使える一カ月の最高金額(NU)
□ 運動に求めること(FA)
□ 運動に対する考え(SA)
□ 通勤時に利用する交通手段(MA)
□ 通勤・勤務時での意識的な取り組み(MA)
□ 通勤・勤務時に行っていること(MA/NU)
□ ビジネスシーンでの運動意識(MA)
□ ビジネスシーンでの運動に求めること(MA)
□ 今後、ビジネスシーンで運動意向(MA)
□ 仕事に対する取り組みや姿勢(MA)
□ 健康管理のために意識していること(MA)
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- : 一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住
- 調査対象
- : 30~59歳の男女、
有職者(オフィスワークや販売業に携わる方/肉体労働系の従事者は除く) - 調査期間
- : 2015年7月3日(金)~7月5日(日)
- 有効回答数
- : 1,200サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
- URL
- : http://www.cross-m.co.jp/
- 会社名
- : 株式会社つくばウエルネスリサーチ
- 代表者
- : 代表取締役社長 久野 譜也
- 所在地
- : 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL505
- 設立
- : 2002年7月1日
- 事業内容
- : 健康づくりに関するコンサルティング・事業推進支援事業など
- URL
- : http://www.twr.jp/
◆本件に関するお問い合わせ先◆
株式会社クロス・マーケティンググループ マーケティング本部 コミュニケーション推進室
- TEL
- :03-6859-1192
- : pr-cm@cross-m.co.jp
つくばウエルネスリサーチPR事務局(株式会社アンティル):菊地・宮崎
- TEL
- :03-5572-6063
- : n-kikuchi@vectorinc.co.jp
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<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングとつくばウエルネスリサーチが実施した調査によると・・・」