自社ブランドが市場内でどの程度浸透しているか知りたい

ブランド認知・利用実態把握調査
ご相談・お見積

ブランド認知・利用実態把握調査とは

process_13_img_00

自社ブランドが市場内でどの程度浸透しているか確認したい、現状から、注力すべき課題を明らかにすることで、施策の策定に役立てたい場合に行う調査です。

ブランド認知・利用実態把握調査で明らかにできること

自社品は「認知→興味→トライ→リピート」のどこが課題か

評価を知るためには

【認知状況】【興味度】【利用状況】【満足度】など

生活者にどうイメージされているか

評価を知るためには

【情緒的ブランドイメージ】【機能的ブランドイメージ】【ブランド好意度】など

対競合で強み弱みを整理

評価を知るためには

【購入理由】【非購入理由】【満足理由】【離反理由】など

自社ファン層のプロフィールを作り、顧客理解を深める

評価を知るためには

【基礎属性】【購入理由】【購入頻度】【購入場所】【接触情報】【消費意識】【生活意識】【利用シーン】
基礎情報や意識情報に加えて、購入や利用の実態

調査設計

代表的な調査手法

WEB定量調査

ネットリサーチなどを行うことで、ブランドに対する行動や意識の実態について統計的に分析できます。

グループインタビュー調査

購入理由、非購入理由、好意理由、離反理由など、より深い意識を読み解き、感情や価値観に由来する心理的な構造を理解できます。

調査対象者

一定期間で対象ジャンル商品(競合含め)購入者

認知から利用までの実態や商品のイメージなどは、購入者のほうが正確な回答が期待できるため。

対象商品の満足度が高い人

ブランド醸成の取り組みは、好意者(ファン層)の拡大へ帰結します。好意度が高いほうが、どのような過程を経て、そうなったか詳細を確認できます。

アウトプットイメージ

自社品は「認知→興味→トライ→リピート」のどこが課題か

「認知→興味→購入→リピート」プロセスで、競合と比較して、どの段階が課題か。「歩留まり」でも見てみる。(認知者のうち購入した人、購入者のうちリピート率)上記を現ブランド戦略と合わせて分析。

ハンバーガーチェーン実態

process_13_img_01

結果の見方【例】

  • 現在ニッチ戦略をとっているので、認知率が低いのは想定内。
  • しかし、「購入者のうちリピートする」歩留まり率が、競合と変わらない。ニッチ戦略ではリピート率拡大が鍵であり、今後リピート客拡大に向けた施策が必要になる。

生活者にどうイメージされているか

各商品毎のイメージワードの共感度(そう思う度)で、相対的に近いものは近く、遠いものは遠くにプロットされます。ブランド名の近くにあるワードが、相対的に近いイメージです。

※分析手法はコレスポンデンス分析。各商品毎のイメージワードの共感度などの調査結果をもとに、関係性(回答傾向が似ているか似ていないか)を可視化する、多変量解析による分析手法です。2次元マップで視覚化されるので、ブランドイメージポジショニングによく使われます。

ブランドイメージマップ

process_13_img_02

結果の見方(例)

  • 自社は、想定どおりヘルシー、素材へのこだわりが、利用者に理解されています。
  • 一方で、訴求点としている、「大人向け」がA社の特徴として捉えられており、更なる訴求が必要です。

対競合で強み弱みを整理

業界平均を上回る項目は訴求すべき点、下回る項目は改善すべき候補。自社の弱みを整理できます。

  • 右上象限にある要素は、「愛着」を高めるイメージワードであり、かつ、実際に愛着が高いため、愛着醸成に貢献しているものです。
  • 右下は、「愛着」を高めるものでありながら、実際の愛着度が低いので、愛着醸成に不足しているイメージワードです。

再利用する理由

process_13_img_03

結果の見方(例)

  • 自社ブランドは健康・ワンランク上の志向なので、提供スピードやボリュームが平均を下回ることは、問題ではない。
  • 健康志向でありながらおいしさは認められており、今後も継続して訴求したい。
  • 一方で、接客が平均を下回っており、ワンランク上感を十分に出せていない可能性がある。オペレーション等の見直しが課題といえる。

自社ファン層のプロフィールを作り、顧客理解を深める

自ブランド好意者の人となりを深く理解。好意者拡大コミュニケーション施策の参考に。複数の内容から関連性で解釈すると、人物像を理解しやすい

  • 右上象限にある要素は、「愛着」を高めるイメージワードであり、かつ、実際に愛着が高いため、愛着醸成に貢献しているものです。
  • 右下は、「愛着」を高めるものでありながら、実際の愛着度が低いので、愛着醸成に不足しているイメージワードです。

ファン層のプロフィール

process_13_img_04

結果の見方(例)

  • 好意者は一人暮らし女性の割合が高く、会社帰りに一人で軽く夕食にお店へ訪れる傾向にある。一人で来店した女性が、周囲の目を気にせず食事できる配慮のある店作りを目指すことが重要である。
  • 新商品・新メニューには目がない様子がうかがえるため、新商品開発のサイクルを早めることも検討するべきである。

標準スケジュール・料金・納品物

標準スケジュール

Web定量調査 約1.5か月

STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
調査票作成~確定 1週間~
STEP03
調査画面作成~実査 1週間〜
STEP04
データ作成 / 集計表作成 3日〜
STEP05
報告書作成 10日~

グループインタビュー 約2か月

STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
対象者リクルート・インタビューフロー作成 3週間~
STEP03
実査準備・実査 1週間〜
STEP04
報告書作成 2週間〜

標準的な料金

Web定量

150万円~
※1000s/スクリーニング10問/本調査30問

グループインタビュー

200万円~
※4グループ/ヘビーユーザー、ミドルユーザー、ライトユーザー

納品物

Web定量

ローデータ、集計表、報告書、カスタマージャーニーマップ

グループインタビュー

発言録、報告書

プロセスから探す その他のプロセス

市場機会の発見

アイデア創出

戦略策定(STP)

マーケティング戦略

ライフサイクル管理

関連コラム

デジタルマーケティングコラム
世界スマホシェア率を日本と比較|人気のOSやメーカーは?
アプリ開発企業のマーケティング担当者の中には、世界のスマートフォンシェア率が気になっている方もいるでしょう。人気のOSやメーカーなどに関して、世界全体と日本との傾向の違いを把握しておくことで、マーケティングに活かせる面もあるかもしれません。今回は、世界のスマートフォンシェア率に関して、日本と比較しながら解説します。 世界と日本のスマホOSシェア率 スマートフォンのOSはiOSとAndroidが、世界全体で大きなシェアを占めており、ツートップの状態です。日本においても、iOSとAndroidの2つのOSがシェアのほとんどを占めています。 ただ、iPhoneとAndroidのシェア率の割合に関しては、世界全体と日本で大きく異なるのが現状です。では、どのように異なるのか、世界と日本に分けてスマートフォンOSのシェア率を紹介します。 世界のスマホOSシェア率 世界のスマートフォンOSのシェア率は、Androidの方が高いのが特徴で、約7割程度のシェアを占めています。では、世界のスマートフォンOSのシェア率について詳細を解説します。 2024年のシェア率 2024年の世界全体でのスマートフォンOSのシェア率は、iOS(iPhone)が3割程度で、AndroidとiOSの割合は約7:3の比率です。(Android:71.6%、iOS:27.8%)また、iOSとAndroid以外に、一部のメーカーが独自に開発しているその他のOSもありますが、その他のOSのシェア率は非常に低く、0.6%にとどまっています。 2015年~2024年のシェア率 2015年から2024までのスマートフォンOSのシェア率の推移に関しては次のグラフの通りです。 世界全体でのスマホOSは、2019年まではAndroid、iOSともに増加傾向にあったもの、2015年からAndroidよりもiOSのシェア率が低い傾向に変わりはありません。2020年以降ここ5年間はAndroidとiOSの割合は約7:3の比率になっています。 出典:Statcounter Global Stats「Mobile Operating System Market Share Worldwide」 ...
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
これからの時代はZ世代マーケティングが重要!理由と手法を解説
Z世代は、多様な価値観を受け入れ、新しいトレンドに敏感な消費者層です。これからの消費市場を担う中心的な存在であるため、経営者やマーケティング担当者にとって、Z世代向けの効果的なマーケティング戦略を構築することは、ビジネス成長の鍵となるでしょう。今回は、Z世代マーケティングの基本戦略をはじめ、具体的な手法について紹介します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
価値観が多様化する時代に企業は何を発信すべきか 大橋久美子氏が語るブランドづくりの新しいアプローチ(後編)
デジタル時代だからこそ、人間らしい価値がこれからのブランドを輝かせる 企業のブランディングにおいて、体験価値の設計や価値観の変化への対応が重要性を増している。しかし、企業の意図とユーザーの実態との間にギャップが生じるケースも少なくない。そうした課題に対し、アーキタイプの活用や段階的なユーザー理解などの、効果的なアプローチが注目されている。デジタル化が進展する中でも、人間的なコミュニケーションの価値はむしろ高まりつつあり、企業には社会課題の解決への積極的な貢献も期待されているという。これからの時代に求められるブランディングの在り方について、引き続き株式会社Stories of Japanの代表、ブランドストラテジスト・大橋久美子氏に話を聞いた。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
価値観が多様化する時代に企業は何を発信すべきか 大橋久美子氏が語るブランドづくりの新しいアプローチ(前編)
機能から感情へ、日本企業に求められるブランド価値の再定義 商品やサービスの認知度を高めることが最優先だった時代から、企業の姿勢や社会的意義が問われる時代へ。ブランドとユーザーの関係性は大きく変化している。特に、SDGsを始めとした社会課題への向き合い方など、企業の本質が問われるようになってきた。一方で、日本企業は優れた製品やサービスを持ちながら、その価値を効果的に伝えきれていないという課題も浮き彫りになっている。こうしたブランディングにおける現状と課題について、博報堂、J. Walter Thompson Japan、LIFULLでの経験を経て、現在は株式会社Stories of Japanの代表を務め、日本企業のブランディングを数多くリードしてきたブランドストラテジスト・大橋久美子氏に話を聞いた。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
リキッド消費とは?企業が得られるメリットやサービス例
消費に対する価値観が多様化するなかで、「リキッド消費」が注目されています。リキッド消費は比較的新しい概念で、モノを持たないことに価値を見出す消費行動です。 リキッド消費はなぜ広がっているのでしょうか。また、企業がモノを売るためにはリキッド消費をどのように活用すれば良いのでしょうか。 今回は、リキッド消費の概要やメリット、事例について紹介します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム
話題のBeRealはなぜ人気があるのか?特徴や注意点、ビジネス利用も解説
「BeReal」は、通知から2分以内に投稿しないと友人の投稿を見られない、写真の編集機能がないなどの特性があり、若者の間で人気のSNSです。 今回は、BeRealがなぜ人気なのか、主な特徴と支持される理由を紹介します。ビジネス展開のメリットもあわせて解説しているので、マーケティングをお考えの方は参考にしてください。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
パン派・ごはん派の割合|身体に良い方はどっち?
日本の主食といえば、ごはんですが、パンを好んで食べる方が増えているのも事実です。実際は、パン派とごはん派のどちらが多いのでしょうか。また、体にとって良いのはどちらなのでしょうか。 今回は、パン派とごはん派の調査結果と身体に良い主食について紹介します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム
SNSのエンゲージメントとは?SNS別の確認方法や向上施策も紹介
最近では中小企業でも、流入チャネルを増やすためにSNS活用を始めるところが増えてきました。SNSの運用を成功させるためには、できるだけ多くのエンゲージメント(リアクション)を得ることが重要です。今回は、SNSにおけるエンゲージメントについて、確認方法や向上させるための施策を解説します。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム
マズローの欲求5段階説とは?ビジネスシーンにおける活用例も紹介
日常生活はもちろん、ビジネスシーンでも私たちはさまざまな欲求に突き動かされています。その欲求がどのように構造化され、どの段階で優先されるのかを理解するために、アブラハム・マズローが提唱した「欲求5段階説」は非常に役立つでしょう。今回は、マズローの欲求5段階説の概要を紹介しつつ、ビジネスシーンでの活用方法を詳しく解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード