従業員の満足度を向上させるために必要な要素
どの要素が、総合満足度との相関が高いかを横軸にとります。左にいくほど、総合満足度とは関係ない要素です。「要素別満足度」を縦軸にとります。そうすると
- 右上象限にある要素は、「総合満足度」を高める要素であり、かつ、実際に満足度が高いため、現状、やりがいを感じている要素です。
- 右下は、「総合満足度」を高める要素でありながら、実際の満足度が低いので、モチベーションダウンの要素となっている要素です。
要素別満足度×要素別満足度・総合満足度相関
結果の見方【例】
- (右上)現状、やりがいを感じられているのは「接客時間の長さ」
- (右下)モチベーションダウン要素は「研修制度の充実」「適正な業務量」
→お店の「一人一人丁寧に接客する」スタイルはやりがいとなっているものの、業務の忙しさや研修制度は不満要素であり、“丁寧な接客”ができるように業務量の平準化、研修制度の充実がモチベーションアップには必要と思われます。
部署、支店等別の従業員満足度の把握
「総合満足度」「要素別満足度」を部署、支店別に見ることで、企業側の要素(ex.売上高、従業員規模等)が従業員の満足度に影響しているかを確認し、改善着手の優先順位を検討する材料とします。
※企業の要素だけでなく、「勤続年数別」「業務内容別」等の従業員プロフィール別でも同様の検討が可能です。
結果の見方(例)
- 総合満足度が最も低いのは「△△店」。売上規模に比べ従業員規模が少ない店舗であり、従業員の業務負担が多いため「丁寧な接客」ができない状況にあると考えられます。
- 従業員を増やす、もしくは少ない人数でも「丁寧な接客」ができる方法を検討し、マニュアル化して従業員に周知すること等が有効と考えられます。
顧客満足度と従業員満足度の関係性
お客様の総合満足度と従業員の総合満足度をかけあわせて分析することで、「従業員の満足=お客様の満足」であるかを確認する。
従業員総合満足度×顧客総合満足度
結果の見方(例)
- 従業員総合満足度と顧客総合満足度を店舗別にプロットしたところ、従業員の満足度が高い店舗ほどお客様の満足度が高い傾向が強くみられました。
- 従業員の満足度を向上することが、「お客様の満足」につながるといえます。
標準スケジュール
Web定量調査 約2か月
STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
調査票作成~確定 1週間~
STEP03
調査画面作成~実査 3週間〜
STEP04
データ作成 / 集計表作成 3日〜
STEP05
報告書作成 10日~
郵送 約2.5か月
STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
調査票作成~確定 1週間~
STEP03
配送準備 1週間〜
STEP04
発送~実査~回収 3週間〜
STEP05
データ作成集計表作成 1週間〜
STEP06
報告書作成 2週間〜
標準的な料金
Web定量
150万円~
※1000s/スクリーニング10問/本調査30問
郵送調査
300万円~
※300s/本調査20問
納品物
Web定量
ローデータ、集計表、報告書
郵送調査
ローデータ、集計表、報告書