マーケティングコラム
無料セルフアンケートツールの利点と限界
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昔のアンケート調査は街頭での対面方式や個人宅への郵送方式が主流で、時間も経費もかかりました。最近ではWeb上で行うアンケートが増えており、自分で実施できるセルフアンケートツールも多数提供されていて、中には無料のものもあります。さまざまな利点があり、うまく活用すれば役に立ちます。それぞれ特徴があるので目的に合ったソフトを選ぶことを認識しておくことが必要です。
セルフアンケートツールの概要説明
第1に経費を抑えられることです。アナログ方式では欠かせない印刷費や郵送費がゼロですし、人件費も抑制できます。無料のものであればソフト使用料もかからないので、個人や中小企業にとって助かるツールです。
第2にアンケートを迅速に実施できることです。専用テンプレートが提供されているためアンケート画面作成が容易で、自社サイトに掲載するなどしてすぐにアンケートを実施できます。これにより、準備に時間がかかりすぎてタイミングを逃すリスクを回避できます。
第3に結果を素早く正確に得られるという点です。アナログ方式だと集計作業が大変ですし、ヒューマンエラーもあり得ます。アンケートツールにはベーシックな分類機能が付いており、得られた回答データを自動的に分析してくれますし、基本的に集計ミスもありません。
無料のセルフアンケートツール3選
(2)株式会社サムライファクトリーは、忍者アンケートフォームを提供しています。こちらも、自社サイトへアンケートフォームを表示することが出来ます。また、アンケート結果を公開する機能が特徴で、検索エンジンなどからアンケートへアクセスするように誘導すれば、同時にアンケートが貼り付けてある自社サイトのアクセス増加につながります。フォームの作成もカスタマイズの自由度が高く、サイトとマッチしたデザインが可能です。
(3)CubeQueryは合資会社キューブワークスが提供するアンケート作成サービスです。大きな特徴は英語、中国語にも対応していることです。せっかく回答を得られても、日本語でないばかりに文字化けで内容がわからないといった事態を回避できます。集計データはCSVで得られるので表計算ソフトを使って多様な使い方が可能になる点も便利です。
アンケートの精度を高めるなら有料ツールがおすすめ
多くの有料アンケートツールがありますが、多種多様な回答者が200万人超という国内最大規模の回答者数を持つ「QiQUMO」は、費用は抑制でき、回答者の定期的なチェックも行っていることから信頼度が高いアンケートツールです。基本使用料やダッシュボード利用料などが必要なソフトもありますが、QiQUMOはそうした費用はかかりません。設問数に回答数を乗じたレコード数に応じた完全従量課金制で、1レコードにつき10円です。回答者数も増やそうと思えば増やせるので、アンケートの信頼性をさらに高める効果も期待できます。