消費動向に関する定点調査(2023年10月)
※本調査とは別に、2020年3月より新型コロナウイルスによる生活者の動向変化を観測するため、 「新型コロナウイルス生活影響度調査」を継続して行っております。
- 労働や自宅で過ごす時間はコロナ禍前の水準へ、外出行動は活発化
- 今後1年間の景況感と消費意欲は低調が続く
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調査結果トピックス
【生活実態・消費動向の推移】
気候変動や世界情勢による食料価格の高騰などから「食費」は前年同期より6ptの上昇。「自宅で過ごす時間」は前年同期より4ptの低下。一方、 「労働時間」や「趣味に費やす時間」は前年同期より大きな変わりはない。労働や自宅で過ごす、趣味に費やす時間は、ほぼコロナ禍前の水準に戻っている。<図1、2>
消費動向については、「海外旅行の回数」「国内旅行の回数」「飲酒目的の外出頻度」「高速道路の利用頻度」の外出行動、「スキルアップ系セミナー・シンポジウム」「たばこの本数」が前年同期より10pt以上の上昇と活発化が見られた。特に、今年5月の新型コロナウイルス5類感染症への移行に伴い「海外旅行の回数」は、23ptの上昇。今年の1月〜9月使用分の電気料金の補助金対策により「電気料金の支払金額」は前年同期から17ptの低下。寄付型や購入型などの種類のある「クラウドファンディングの支援回数」は12ptの低下。<図3、4>
その他に、前年同期で比較すると「ジム・トレーニング施設」「スポーツ観戦施設」の利用が上昇、「食事の宅配・フードデリバリーの利用回数」「食事の持ち帰り・テイクアウトの利用回数」の低下が目立った。
【今後の景気の見通しと消費予測】
今後1年間の景気の見通しについて「悪くなると思う」と回答した人は51%と半数を占め、「良くなると思う」は7%程度と景況感は悪い。<図5>
今後1年間の自分自身の消費予測は、「変わらない」が56%、「増えると思う」と「減ると思う」が拮抗。<図6>
【個人投資】
個人投資に対して「関心がある」人は43%であり、前年同期から大きな変わりはない。<図7>
今後、投資したいものでは、「NISA・積立NISA」21%、「国内株式」18%、「投資信託・積立」13%が上位であり、「NISA・積立NISA」の投資意向は増加傾向にある。<図8>
レポート目次
□ 調査概要
□ 生活実態の前年同期との比較
□ 生活実態の推移
□ 消費動向の前年同期との比較
□ 消費動向の推移
□ 今後の景気の見通し
□ 消費予測/評価理由(自由回答抜粋)
□ サブスクリプションサービス利用状況
□ オンラインショッピング直近3か月の利用状況
□ オンラインショッピング定期購入状況
□ 個人投資の関心・利用・意向状況
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
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- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計63ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2023年10月27日(金)〜29日(日) |
有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |
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