消費動向に関する定点調査(2023年5月)
※本調査とは別に、2020年3月より新型コロナウイルスによる生活者の動向変化を観測するため、 「新型コロナウイルス生活影響度調査」を継続して毎月行っております。
- 人が集まる場所への外出行動は、コロナ禍以前の水準へ回帰
- 今後1年間の景況感と消費意欲は低調
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調査結果トピックス
【生活実態DI値の推移】
幾度となく続く食品の値上げが響き「食費」は前年同期より12ptの上昇。「自宅で過ごす時間」は、2020年の緊急事態宣言下をピークに減少傾向は継続しており、前年同期より12ptの低下。「給与所得」と「労働時間」は、緩やかな増加傾向が見て取れる。<図1>
【消費動向DI値の推移】
全国旅行支援の延長や水際対策の緩和などもあり、前年同期から「国内旅行の回数」24pt、「海外旅行の回数」23pt、「スポーツ観戦」20pt上昇し、コロナ以前の水準に戻る。他に上昇したものは「飲酒目的の外食頻度」「高速道路の利用頻度」「映画館」「食事目的の外食頻度」など多岐にわたり、人が集まるところへの外出行動が活発となっている。一方、中食の「食事の持ち帰り・テイクアウトの利用回数」は低下が目立つ。<図2>
【今後の景気の見通し】
今後1年間の景気の見通しについて「変わらないと」と回答した人は49%と半数を占め、次いで「悪くなる」が38%。2022年5月や10月と比べると、「悪くなる」割合は減ってはいるものの、依然として世界情勢への不安や生活を維持するための光熱費や食品などの値上げが続いており、 先行きも不透明なことから景況感は悪いといえる。<図3>
【消費予測】
今後1年間の自分自身の消費予測は、「変わらない」が59%、「増える」が23%、「減る」が18%である。女性は「増える」と「減る」の割合が男性よりも多い。<図4>
“増える”とした人の理由は、生活必需品の値上げ、固定費の高騰、旅行やお買い物など外出機会の増加などの意見が聞かれた。かたや“減る”と回答した人は、物価は上がるが賃金が上がる見通しがない、光熱費の高騰や増税、値上げによる買い控え、教育費の負担などの声があり、双方ともに、値上げに起因する理由が多く見られた。<図5>
レポート目次
□ 調査概要
□ 生活実態の前年同期との比較
□ 生活実態の推移
□ 消費動向の前年同期との比較
□ 消費動向の推移
□ 今後の景気の見通し
□ 消費予測/評価理由(自由回答抜粋)
□ サブスクリプションサービス利用状況
□ オンラインショッピング直近3か月の利用状況
□ オンラインショッピング定期購入状況
□ 個人投資の関心・利用・意向状況
□ スマートフォン・携帯電話の月額利用料金
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全66ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計66ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2023年5月1日(月)〜8日(月) |
有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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