消費動向に関する定点調査(2020年10月度)
※本調査とは別に、2020年3月より新型コロナウイルスによる生活者の動向変化を観測するため、 「新型コロナウイルス生活影響度調査」を継続して毎月行っております。
- 外食などの“外出を伴う消費”に回復の兆しも
- 衣類・アクセサリー、化粧品は依然低迷
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調査結果トピックス
【消費動向の推移】
前回調査(今年5月)と比較しても、新型コロナウイルスの影響からは徐々に回復している傾向にある。外出を伴う消費の 「外食・旅行・タクシー・高速道路・ガソリン・ショッピング/レジャー関連施設」は、昨年同期と比較するとやはり大きく落ち込んではいるものの前回調査と比較すると回復の兆しがあり、新しい生活様式へ徐々に順応している様がうかがえる。しかし「衣類/アクセサリー・化粧品」の項目では前回調査に引き続きDI値が低下しており、特に「化粧品」は調査開始以来最低値となった。<図1>
【生活実態の推移】
コロナの影響はまだ見られるものの、「給与所得」は前回調査から10.3ポイント上昇、「労働時間」は前回調査から18.7ポイント上昇し改善傾向にある。「自宅で過ごす時間」は前回調査よりは低下したとはいえ、例年と比べると大きく増加しており在宅ワークなどを継続していることがうかがえる。<図2>
【景気の見通し】
今後1年間の景気について、全体で51%が「悪くなると思う」と回答。「変わらないと思う」という回答は前回調査と比較して18ポイント増加。景気悪化の見通しが強かった5月時点からの景況感よりはやや回復した。一方、景気が「変わらない・悪くなると思う」と回答した人に、何年後に景気が良くなると思うかを尋ねたところ、「わからない」が72%で最多で、次いで「2年後〜5年未満」が15%、「5年後〜10年未満」は前回同様9%となった。景気回復については、まだまだ時間がかかるだろうといった様子がうかがえる。<図3>
【コロナ禍での支援状況】
前回に引き続き、支援活動や応援プログラム利用経験についても聴取。「テイクアウトやデリバリーの利用」が8%で最多で、次いで「クラウドファンディング」が5%、「先払いシステムの利用」が4%と僅かだった。(図は未掲載)前回調査から大きく変動した項目はなく、コロナ禍での支援や応援はあまり浸透していないものと思われる。
調査項目一覧
□ 属性設問(性別・年齢・居住地・婚姻状況・職業・同居の家族構成・住居形態・個人年収・世帯年収)
□ 1年前と比較した、生活や労働に関わる時間、お金の増減(各SA)
□ 1年前と比較した、商品購入、サービス利用の増減(各SA)
□ 1年前と比較した、店舗の利用頻度の増減(各SA)
□ 今後の景気の見通し(SA/NU)
□ 社会貢献意識 (SA)
□ 各種支援活動や応援プログラムの利用状況(各MA)
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全32ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計32ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2020年10月23日(金)〜25日(日) |
有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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