生活者実態把握が事業部の役に立っていない│市場の兆しを捉えた事業活動推進支援

スキーム開発支援2
ースキーム開発支援:インサイトを起点にしたマーケティング活動の確立と実践ー

お客様からのご相談

ヘルスケア企業 マーケティング インテリジェンスチーム

[お客様の役割]
各事業部がそれぞれ抱えているマーケティング課題解決に向けたリサーチ支援を主に実施。今回のプロジェクトにおいては、企業全体として抱える事業課題解決に向けた生活者情報を発信し各事業部の活動に反映してもらう必要がある。

 

調査結果からヘルスケア市場の変化について事業部に問題提起したい

全社で製品開発において、「生活の質向上」という高い視点からプランニングを行うことが必要という方針があります。生活実態を把握するために、定点調査を実施していますが、その結果はデータ集のような位置づけとなっており、様々な製品カテゴリの事業部で十分に活用されていません。調査結果を事業部でプランニングに活用することは、事業的な課題です。また、新しい価値観を持つ若年層からの共感を得られていないことにも注目すべきです。調査結果の変化から兆しを提供し、それを活用して新しい価値観に基づく製品開発を行いたいと考えています。

インサイト・コンサルティングでの解決

調査結果の考察・示唆の品質向上へ「生活者を取り巻く環境変化の分析」、調査結果の活用度向上へ「事業視点に転換するフレームワーク」を導入することで、企画ー分析ー活用のサイクルを推進。


生活者価値観の変化・社会的な出来事・商品サービストレンドなどを組み合わせてこれから求められる「生活の質」を議論。事業部に対して行う問題提起について仮説を構築。調査によって得られた気付きを商品やコミュニケーションの設計を反映させるフレームワークを設計し報告書に掲載。ワークショップを実施することで思考のプロセスをより実践的に理解していただく。

生活者変化の兆しを捉え、各事業活動に必要な視点を提供するという一連のサイクルが確立され、新たな生活者ニーズに寄り添ったマーケティングアクションを促せるようになった。

プロジェクトを共有したお客様からのコメント

実践的な気付きを提供できている実感が持てました

以前は、より具体的なファインディングスの提供に注力していましたが、それでは各事業部での活用に至っていませんでした。実施する調査の中身だけに着目するのではなく、背景要因を大局的に捉えることや、調査結果を商品やコミュニケーションのコンセプトに取り入れるフレームワークの提示など、今までと異なるアプローチで事業部に歩み寄ることでより実践的なプロジェクトになることができました。(ヘルスケア企業 マーケティングインテリジェンスチーム)


 

 

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