経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。
「POS(購買データ)」とは、POSレジで取得できる、"何がどれくらい売れたか"といった生活者の消費行動データを指します。
一方、「脳内POS」とは、生活者の頭の中にある、ブランドへの「想起、認知、購入意向、好意度」の4つの意識データのことを指します。
本サービスは、指定カテゴリーにおける競合含むブランドの 「想起率、認知率、購入意向、好意度」データをご提供するコミュニケーション効果測定のサービスとなります。データご提供の頻度としては、週次・月次・キャンペーンごと・四半期ごとなど、ご希望に応じて対応させていただきます。
※「脳内POS」は、株式会社クロス・マーケティングの商標登録です。
開発背景
当社では、よく下記のようなお声をいただくことがございます。
- 広告施策の効果をクイックに検証したい
- 広告投下によって、どれだけ売り上げにつながっているか説明を求められるが、可視化が難しい
- 購買以外の意識の要素(認知・想起など)にどれだけの効果がでているかが分からない
- 広告施策を行ったが、競合商品の特価キャンペーンと時期が重なり、思うような効果が得られなかった
- 店頭施策の影響を取り除いた広告施策の効果を知りたい
上記のようなお悩みを解決するため、本サービス「脳内POS データサービス」を開発いたしました。
商品の売上は、「コミュニケーション施策効果」と「店頭露出」によって決まると考えます。テレビやSNS広告などを見て、「この商品が欲しい!」と感じたとしても"店頭POPや値引きキャンペーン"など、店頭露出の影響を大きく受け、最終的に他の商品を購入することは生活者の購買活動では往々にしてあります。
その場合、コミュニケーション施策としては失敗しているわけではないが売上にはつながっていないため、「施策が失敗したのではないか?」という判断になり、正しい施策評価ができなくなってしまいます。
施策の効果を精緻に測定をするために、「店頭施策とコミュニケーション施策の効果を区別して行う必要がある」と考えます。
広告施策として成功しているが、購買POSだと売れていないという評価に。
※「"認知"や"購入意欲"を持たせることには寄与できている」ということが正しい評価になる。
広告施策として成功しているが、購買POSだと売れていないという評価に。
※広告効果で購入に結びついたわけではないが、「広告効果により購買率が上がった」という誤った評価となる。
コミュニケーション施策の効果を、「POS(購買データ)」だけで評価をするのではなく、アンケートによって「想起」や「認知」といった生活者の意識データを計測し、店頭露出、店頭での影響の変数を除いた「脳内POS」と合わせることによって、さらに精緻な分析が可能になります。
これにより、 日々のマーケティング活動が生活者のブランド態度へどう影響しているかといった、純粋なコミュニケーション施策効果の把握が可能となり、また、自社のみならず競合の分析も可能です。
1. 施策実施の前後で、各指標の動きを確認することで、施策の効果を測定できます。
→広告施策ごとにそれぞれ効果検証調査をすることによるコストや手間を削減し、かつ複数媒体での評価も可能です。
AとBは単体での実施では成果に結びつかなかったが、同時に実施することで成果につながった
2. 各指標と購買の相関をみることで、どの指標が購買に結び付くかをクリアにできます。
→今後の広告施策のKPI策定などに活用が可能です。
POS(購買)と"想起"の相関が強いため、想起率向上を狙った広告施策を中心に実行
3. 各指標をあげた施策とそうでない施策を比較して、次回クリエイティブや媒体調整に活かすことができます。
→広告費用の最適化に向けた参考資料として活用が可能です。
データを蓄積していくことにより、成果が出た施策・出なかった施策を仕分けし、PDCAを回していく
4. 当該カテゴリーの競合品の動きも、同時に追っていくことができます。
→自社製品と競合製品との比較、また、競合が広告施策を実施・変更した際の市場の反応を確認することが可能です。
競合の数値変化も追って、大きく数値変動があれば施策の確認が可能
競合の広告施策内容の変化にあわせ、数値をみて市場変化を早期にキャッチアップが可能
twitterのキャンペーンでバズったが、本当に売上に繋がったのか?
脳内POSによる分析「認知」「好意度」はキャンペーン後にスコアが上がっていたが、「購入意向」は変化なし。 次回、「購入意向」につながるクリエイティブ・キャンペーン内容へ改善を検討。
売上向上のため、打ち出している広告の何を改善すべきか?
脳内POSによる分析「好意度」「想起率」など、どのドライバーを改善すれば良いのか、購入意向・売上との相関をみる。 「広告出稿→結果のチェック」のPDCAを回しながら、クリエイティブ・出稿量などを改善。
指定カテゴリーにおける競合含むブランドの「想起率、認知率、購入意向、好意度」データをご提供します。
データ仕様
- カテゴリー
- :食品、飲料、生活日用品、化粧水、美容液 … と拡充予定
- 対象
- :全国・20-69歳・男女
- サンプル数
- :2,000サンプル(性年代均等)
- データ項目
- :ブランドの想起、認知、購入意向、好意度、+年齢、性別、居住都道府県といった属性設問
- 提供形式
- :ローデータ・GT表・弊社無料集計ツールファイル
- スケジュール
- :ご提供プランに応じ、水曜日時点でのデータをご提供
※お客様のご要望に応じたカテゴリーのデータをご提供させていただきますのでご希望をお知らせください。
ご要望頂いたカテゴリーから優先にデータ提供を開始させていただきます。
ご提供物
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。