世界遺産に関する調査(2025年)

- 日本にある世界遺産の認知は、原爆ドーム、厳島神社、屋久島が上位
世界遺産になる良さは「学びの機会になる」「管理・保護される」 - ー 世界遺産に関する調査(2025年) ー
調査結果トピックス
◆日本に世界遺産がいくつあるか件数で確認したところ、正解である26件と答えた人は2.8%。
「25件以下」が63.7%と、全体の3分の2は正解より少ない回答だった。<図1>
◆世界遺産について思うことは、「自然環境や歴史・文化について学ぶ良い機会となる」「管理や保護がしっかりされるようになるのが良い」といったポジティブな意見が上位にあがる。
ネガティブな意見としては、「人が多く訪れることで、管理や保護がずさんにならないかが心配」などがみられる。<図2>
◆世界遺産であることを知っているのは「原爆ドーム」(61.6%)が1位。次いで、「厳島神社」「屋久島」「富岡製糸場と絹産業遺産群」が5割を超える。
年代が上がるほど、世界遺産であることを知っている割合も高くなる。<図3>
◆行ったことがある世界遺産も「原爆ドーム」(36.7%)がTOP。「厳島神社」「古都京都の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物」「日光の社寺」「古都奈良の文化財」「姫路城」が2割台で続く。
こちらも年代が上がるほど、行ったことがある割合が高くなっている。<図4>
◆行って良かった世界遺産としては、当時の雰囲気が伝わる富岡製糸場や、戦争の恐ろしさを感じることができた原爆ドームなどがあげられた。<図5>
調査項目
□属性設問
□日本に世界遺産がいくつあると思うか
□日本の世界遺産であることを知っている場所
□これまでに行ったことがある日本の世界遺産
□世界遺産について思うこと
□世界遺産に行って良かった・残念だった思い出
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20~69歳の男女 |
調査期間 | 2025年3月14日(金)~15日(土) |
有効回答数 | 本調査1,100サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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