緊急事態宣言解除に関する意識調査(2021年3月)
今回は クイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。
- 緊急事態宣言解除、
“引き続き外出自粛”しつつ行動範囲は拡大傾向 - 感染の再拡大や変異型ウイルスには不安も
調査結果トピックス
◆緊急事態宣言解除に関する意識を聴取したところ、「解除されても引き続き外出を自粛しようと思う」が36%でトップ。
次に、「解除されてうれしいが、不安でもある」、「まだ解除するべきではない」、「経済対策のために解除はやむを得ない」が同程度挙がっており、解除に対して様々な気持ちが交錯する様子がうかがえる。<図1>
◆緊急事態宣言が解除されて不安に思うことは、「感染者数が再び増加する」「変異型ウイルスの感染が広がる」という回答が、いずれも半数を超える。
次に、「重症者が増えて医療機関の負担が増える」や「旅行に行く人が増え、全国に感染が広がる」など、重症者や感染者が増えることを心配する意見が上位に挙がっている。<図2>
◆変異型ウイルスに関しては全体の75%が不安を感じている。
性別で比較すると、不安であると回答した人は男性が69%に対して、女性では82%と男女で不安感に差がみられた。<図3>
◆一方、昨今の状況下の中で、現在「してもいい」と思う外出を伴う行動については、2021年1月の緊急事態宣言発令直後の調査結果と比較すると全ての項目で上昇傾向。
特に家族との食事や1人または友人と2人での食事、映画館や動物園、遊園地などの娯楽施設に行くことが顕著に上昇。緊急事態宣言が解除されても自粛を継続しようという意識はあるが、“自粛”の定義は2か月前に比べ緩和されていると推察される。<図4>
※今回はクイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。
調査項目
□属性設問
□昨今の状況下で、現在、あなたが「してもいい」と思う外出を伴う行動
□全都道府県の緊急事態宣言が解除されることについての意識
□緊急事態宣言が解除されたらやりたいこと
□緊急事態宣言が解除されることで不安に思うこと
□変異型ウイルスの感染者増加に対する不安感
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
---|---|
調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20~69歳の男女 |
調査期間 | 2021年3月19日(金)~20日(土) |
有効回答数 | 本調査1,100サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」