「オリンピックに興味あり」6割 人気競技は陸上がトップ
- 「オリンピック興味あり」は61%、昨年よりも4pt増加
- 観戦スタイルはテレビ派が最多
- 陸上競技が人気トップ!男女間で違いも
2018年冬、平昌で行われた冬季オリンピックが閉幕しました。
過去最高のメダルを獲得した日本人選手の活躍に感動した人も多いのではないでしょうか。
次なる開催は、2年後に迫った東京オリンピックです。
そこで、昨年に引き続き、東京オリンピックに関する調査を今年も実施。
全国47都道府県に在住する男女1,000人にオリンピックへの興味有無や観戦意向、人気競技などについてリサーチしました。
◆2017年の調査結果はこちら
「オリンピック興味あり」は61%、昨年よりも4pt増加
まず始めに、オリンピックに興味があるのかどうか問うたところ「興味あり」が61%、「興味なし」が39%という結果になりました。
興味ありが半数を超えているものの、高いわけではないという印象です。
しかし、2017年に調査した結果と比べると、興味ありの割合が4ptほど微増しています。
今後オリンピック開催に向けて選手の特集などを目にする機会が増えることで興味が広がっていく可能性も考えられます。
観戦スタイルはテレビ派が最多
東京で行われるオリンピックは1964年以来56年ぶり。
海外での開催ではなかなか現地まで観に行くのは難しくても、国内であれば会場で直接観てみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そこで希望する観戦スタイルを聴くと「テレビで観戦したい」が43%で最多に。
「会場で観戦したい」は36%、「会場でもテレビでも観戦するつもりはない」は21%となりました。
会場観戦では実際に自分の目で競技や選手を観ることができる、雰囲気を直に味わえるなどの利点があり、テレビ観戦では実況や解説などをしっかり聞けることや、席によって競技が良く見えないなどの不安がないといった利点があるため、どの競技を観るか、なにを重視するかによって観戦スタイルが異なってきそうです。
「会場で観戦したい」という人に、観たい内容を聴くと「各種競技」が74%で圧倒的に多数を占めました。
また、趣向を凝らした演出が期待され、これからオリンピックが始まるという意識が最も高まる「開会式」を会場で観たいという人も24%となりました。
陸上競技が人気トップ!男女間で違いも
では、会場での競技観戦を希望する人はどの競技を最も観たいと思っているのでしょうか。
結果を見てみると「陸上競技」が37%でトップに。
次いで「体操」「水泳」「野球」「サッカー」と続きました。
道具は基本的に使わず、自身の身体を使って限界に挑む陸上競技。
相手より速ければ勝ち、遠く、高く跳ぶことができたら勝ちなど、シンプルかつ明確なルールであるため、いろんな人に受け入れやすいことや、マラソンや競歩、リレー、ハンマー投げ、跳躍など競技種目が多いのも注目度が高まるポイントかもしれません。
また、観たい競技は男女で差があることが判明。
男性は「野球」や「サッカー」の観戦意向が強いのに対して、女性は「体操」「水泳」「テニス」の観戦意向が強い傾向がみられました。
東京オリンピック開催まであと2年。
オリンピック開催に近づくことで、意識や関心がどう変わっていくかなどを引き続きリサーチを続けていきます。
掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。
その他の調査項目
- 東京オリンピック開催に期待すること/不安に思うこと
- 現在やっているスポーツ/今後やってみたいスポーツ
- 東京オリンピックに向けて購入・利用したい商品・サービス
- 東京オリンピックを通じて海外の人に伝えたいこと
など
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2018年3月20日(火) 〜3月21日(水) |
有効回答数 | 1,000サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」