2020年 東京オリンピックに関する在日・訪日外国人調査
2020年の東京オリンピック開催に向けて、新しい施設の建設などさまざまな準備が行われておりますが、東京でのオリンピック開催に対して、海外の人々はどのような意識を持っているのでしょうか。
本調査では、在日外国人・訪日外国人の方々を対象に、オリンピック・パラリンピックへの興味や選手・競技種目についての意識、期待点・不安点などを調査しました。
本調査では、在日外国人・訪日外国人の方々を対象に、オリンピック・パラリンピックへの興味や選手・競技種目についての意識、期待点・不安点などを調査しました。
- 在日外国人と訪日外国人で東京オリンピック観戦で期待することを比べてみました
- 在日外国人は『オリンピックの競技・内容そのもの』
- 訪日外国人は『各国の文化に触れたい』
調査結果トピックス
「東京オリンピックに期待すること」では、〈在日〉では【日本独自の開会式、閉会式、聖火リレーをみたい】が47.5%、【各国の文化に 触れたい】が41.9%、【レベルの高い競技が観たい】が35.9%と、オリンピックの競技・内容そのものに関することが中心になっている。対して〈訪日〉では、【各国の文化に触れたい】が62.0%と非常に高く、次に高い【日本独自の開会式、閉会式、聖火リレーをみたい】の22.0%より3倍弱の差がみられた <図1>
「東京オリンピックを観に行く場合の不安点」としては、〈在日〉では、【オリンピックのチケットが購入できない】が58.1%、【お金がかかる】39.2%が全体的に高くなっている〈訪日〉では、【日本語が不十分】が31.0%、【オリンピックのチケットが購入できない】が27.0%となり、更に、【東京の物価が高い】が21.0%、【交通手段の使い方・乗り方が分からない】が14.0%と、現地での過ごし方に不安点がある様子
オリンピック・スポーツイベントについて、【母国の選手】【日本人選手】【国籍に関係なく気に入った選手】【オリンピック開催国の選手】それぞれについてのひいき意識としては、【母国の選手】のひいき意識では〈在日〉が86.2%、〈訪日〉が87.0%と、大きな差はない。 【日本人選手】のひいき意識も、やや〈在日〉で高いが、大きな差は見られない
調査概要
在日外国人
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 一都三県在住 |
調査対象 | 20〜60歳の男女、英語・または中国語で回答ができる、英語圏・中国語圏が国籍の方 |
調査期間 | 2015年4月27日(月) 〜5月20日(水) |
有効回答数 | 217サンプル(英語圏:136/中国語圏:81) |
訪日外国人
調査手法 | 来日中の方に対するiPadによる自記式アンケート |
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調査地域 | 日本国内/td> |
調査対象 | 中国・タイ・フィリピン・ベトナムから日本に来ていた旅行者 |
調査期間 | 2015年4月27日(月) 〜5月20日(水) |
有効回答数 | 100サンプル(中国・タイ・フィリピン・ベトナムで各25) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」