メディア利用に関する調査 〜年代別に見たSNS利用実態〜
近年、テレビを始め、新聞・ラジオ・インターネットなど、様々なメディアを情報収集ツールとして活用することは一般的になりました。しかし、生まれた時からパソコンやデジタル機器のある生活環境で育った“デジタルネイティブ”世代と、それに対してアナログな環境で育ってきた“デジタルイミグラント”世代では、情報収集する際の重視メディアや使い分けが異なることが予想されます。今回は、各メディアを1960年代から1990年代生まれの人がどのように利用しているか、また、特にSNSの利用実態について、年代別に明らかにしました。
- 商品の認知から購入までの過程では、高年齢層の方が多くのメディアを利用
- 若年層ほどSNSの利用に関しては「投稿内容」に気をつかう
調査結果トピックス
普段よく接しているメディアは、高年齢層(1960〜70年代生まれ)が「テレビ」と「新聞」に偏っているのに対し、若年層(1980〜90年代生まれ)は「テレビ」「動画サイト」「検索サイト」「SNS」「ブログ」と多岐にわたり、併用していることが推測される。
商品の認知から購入するまでの過程では、高年齢層の方が多くのメディアを利用しており、慎重と言える。
若年層ほどSNSの利用を通じて“他者とのつながり”を重要に感じ、楽しんでいる反面、投稿内容に気をつかっている。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国15〜52歳(1960年代〜1990年代)の男女 |
調査期間 | 2012年3月30日(金) 〜2012年4月3日(火) |
有効回答数 | 2,043サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります