プライベートブランドに関する調査(2010年6月度)
近年、消費不況や商品のコモディティ化などを背景に、消費者の間に定着しているプライベートブランド(以下、PB)ですが、一方で、流通企業のPB商品品目の絞り込みや品目によってはナショナルブランド(以下、NB)との価格優位性も失われつつあります。そのような状況下で、消費者はどのような品目でPBとNBの使い分けをしているのでしょうか?本調査では、PBの購入実態やその満足度を把握することを目的とした調査を実施いたしました。
- PBの満足度は概ね高いものの、“信頼”で男女に差あり。 尚、普段の商品購入状況はまだまだNBに軍配か!?
調査結果トピックス
普段の購入状況はまだまだNB。“牛乳”に関してはPB優位。
PB全体の“信頼”に対する満足度は男女で大きな差(17.3%)が。
PB商品に求められているのは“品質”と“味”。“価格=安い”はもはや前提条件。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2010年6月14日(月) 〜2010年6月16日(水) |
有効回答数 | 2,000サンプル(年代ごとに均等割付) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります