スイッチOTCに関する調査
近年、ロキソニン(解熱鎮痛剤)などの、これまで医師の処方箋がなければ入手・使用できなかった医薬品が、ドラッグストアで購入できるようになりました。薬局のカウンター越しに入手できる(Over The Counter)ことから、「スイッチOTC」とも呼ばれており、その市場には、今後も様々な製薬企業が参入し、拡大していくものと考えられます。
今回は、消費者のスイッチOTCについての認知や利用実態、意識などを明らかにし、スイッチOTCの現状を明らかにしました。
今回は、消費者のスイッチOTCについての認知や利用実態、意識などを明らかにし、スイッチOTCの現状を明らかにしました。
- ドラッグストアでも購入可能な医薬品“スイッチOTC” 購入理由は「効果の即効性(33.2%)」と「強い効果(32.6%)」 6割が、「価格が高くても、薬に効果があれば購入」と回答
調査結果トピックス
「スイッチOTC医薬品」の認知状況については、「処方薬」や「ジェネリック医薬品」ほど浸透していない。
スイッチOTC医薬品購入の理由は、「効果の即効性(33.2%)」と「強い効果(32.6%)」が高い。また、購入経験者の75.5%が、「今後もスイッチOTCを選択する」と回答。
スイッチOTCで発売してほしい薬の種類は、「風邪薬(63.4%)」がトップ。性別では、男性が「胃薬」「下痢止め」が女性に比べて高く、女性は「かゆみ止め」「花粉症薬」「湿疹の薬」「痛み止め」「便秘薬」が男性に比べて高い。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国 20〜69歳の男女で、ドラッグストアでの医薬品自購入者(3ヶ月以内) |
調査期間 | 2012年8月2日(木) 〜2012年8月5日(日) |
有効回答数 | 500サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります