2018年のおせちに関する調査
日本の正月の伝統料理であるおせち。近年ではおせちを手作りするのではなく、店舗での販売や通販・宅配サービスの利用者も増えてきています。「個食」や「インスタ映え」など、現代的な食風景はおせち料理やお正月の過ごし方に対して影響があるのでしょうか。そこで今回の調査では、おせちがどのように手作り・購入され、また消費されているかを、地域、世帯状況や性年代ごとに確認をし、意識や実態の違いを捉え、かつ2014年・2015年の調査と比較を行うことを目的として調査を実施しました。
- 2018年 日本のお正月
- 手作りおせち派は年々減少
- 個食より家族で同じものを食べたい意向多数
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調査結果トピックス
来年のお正月を祝う予定のある人は全体の約4割。前回・前々回の調査と比較して、祝う予定がある人が減少していることが判明。おせちを食べる予定のある人は前回・前々回調査と比較して大きな変化はないものの、微減している。<図1-1,図1-2>
おせちを用意する方法では、「全て外で購入」は2割弱で、前回の調査とほぼ同水準となった。購入おせち利用者(「全て外で購入」「半分以上購入」「一部購入」)は約8割を占め、おせちを手作りする人は減少傾向。おせちを購入する理由でも、手作りの手間を減らす・無くすといった理由が最多となった。
お正月やおせちに関する考え方では、過半数の項目で伝統的な志向より現代的な志向に近い人が多い。しかし、「家族や親戚で同じ重箱から料理を分け合って食べるのは楽しい」は、「他の人に気を遣わず個別の容器でおせち料理を楽しみたい」を上回り、おせち料理において「個食」を好む層は一部にとどまるとみられる。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2017年11月14日(火) 〜2017年11月16日(木) |
有効回答数 | SC/10,605サンプル、本調査/2,000サンプル |
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