ダークパターンに関する調査(2024年)
今回は クイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。
- 「ダークパターン」の認知は2割にとどまる
- 「広告を押す気はなかったのに押してしまった」は3割
調査結果トピックス
◆アプリ・ウェブサイトの利用時に感じる不快な事象を20個呈示した中で、最も多かったのは「広告が表示され、押す気はないのに誤って押してしまった(押しそうになった)」ことで、約3割の人が経験。
女性50代において特に高く、「急に不快な画像や苦手な画像の広告が表示された」経験も他の年代より高い。<図1>
◆ダークパターンのアプリ・ウェブサイトに接触したときの気持ちは、「時間の無駄」や「腹が立つ・いらいらする」と感じる人が4割程度。約3人に1人は「もうその会社のサービスは使いたくないと思う」と回答しており、サイトを運営する企業・サービスのイメージダウンや離反も招いている様子。<図2>
◆信頼できるアプリ・ウェブサイトとしては「企業の公式が運営しているもの」が最も高いものの、23.0%で、4割の人は「信頼できるアプリやウェブサイトはない」と回答。
普段アプリやウェブサイトを利用する中で、不利益・不快なことなどへのストレスを感じている人は一定数いると考えられる。<図3>
◆「ダークパターン」という言葉の認知率は22.5%。意味まで知っている人は5.7%にとどまる。
20代で意味まで知っている人の割合が最も高いものの、年代による大きな認知率の差はみられない。「ダークパターン」は、まだ世間一般には浸透していない状況だと考えられる。<図4>
※今回はクイックリサーチ「トレンドeye」として、より速報性を重視した調査となっているため、レポートはございません。クロス集計表がダウンロードできますのでそちらをご覧ください。
調査項目
□属性設問
□普段アプリ・ウェブサイトを見ていて経験したことがあるもの
□その事象を経験したときの気持ち
□不利益・不快になることがないと信頼できるアプリ・ウェブサイト
□ダークパターンの認知
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20~69歳の男女 |
調査期間 | 2024年4月5日(金)~ 6日(土) |
有効回答数 | 本調査1,100サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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