無料調査レポート

住まいに関する調査(2023年)意識編

Facebook X
2023年9月、全国20〜79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する調査(2023年)意識編」を行いました。今回は、ご近所の「空き家」について、持ち家と賃貸住まいに対する意識、戸建てと集合住宅にに対する意識、高齢になった時に住んでいたいところに着目し、分析をしました。

◆現在の住まい編はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20230926home/

  • 近所に「空き家がある」は29%、東北、中国・四国で高い
  • 高齢になり住みたいところ、60〜70代は「医療環境」が4割
  • 耐震性、セキュリティ完備、バリアフリーの家に住みたい
  • 理想の近所の人とのかかわり方「会えば挨拶程度」が65%

調査結果トピックス

【空き家】

「自宅近くに空き家がある」と回答した人は全体で29%。エリア別には、東北(39%)中国・四国(37%)九州・沖縄(35%)での空き家率が高い。<図1>
近所の空き家に対し、「害虫が増えたり、伸びた枝が隣家の敷地に入るなど、周囲の家が迷惑を被る」47%、「老朽化による倒壊が心配」39%、「不審者の侵入や放火による火災など、防犯面に不安を感じる」35%などの不安が高い。<図2>
2021年と比べ、近所の空き家率や空き家に対する問題点・不安な点に大きな変化は見られない。

図1 近所における空き家の有無、図2 近所にある空き家の問題点・不安な点

【持ち家と賃貸の住まい】

持ち家についての意識・イメージは、「老後の住宅費の負担が少ない」「ローンが終わりさえすれば、一の資産になる」が30%台。特に60〜70代の「老後の住宅費の負担が少ない」、70代の「リフォームで、間取り変更や設備交換などを自由にできる」が高い。<図3>
賃貸については「引っ越しがしやすくてよい」が36%。70代は「持ち家のように、自分の資産にはならない」が39%と高い。70代は、”家は資産”という考え方が根強くあると思われる。<図4>

図3 持ち家についての意識、図4 賃貸の住まいについての意識

【戸建てと集合住宅】

戸建ての意識・イメージは、「多少大きな音が出ても、隣近所に気遣う必要がない」「音をめぐる隣近所とのトラブルが少ない」が30%台。加えて70代は「庭やベランダで家庭菜園やガーデニング、子どもと遊んだりできる」が42%と高い。<図5>
集合住宅は、「足音や生活音が響きやすい、音のトラブルが多い」「共有部の管理を、管理会社や管理人がやってくれてラク」が30%台であった。”音”では、戸建ての方が不安はないと捉えられている。<図6>

図5 戸建てについての意識、図6 集合住宅についての意識

【高齢になった時に住んでいたいところ】

自身が高齢となった時に住んでいたいところでは、20〜30代は「治安のよい場所」、40〜50代は「交通の利便性が良いところ」、60〜70代は「医療環境が良いところ」がTOPにあがり、年代による差が見られた。<図7>

図7 高齢になった時に住んでいたいところ

レポート項目一覧

   

□ 調査結果サマリー
□ 回答者プロフィール(性別・年代・居住地・未既婚・子供の有無・職業・同居家族・同居末子学齢・世帯年収・ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果・自宅の住居形態・自宅の居住年数)

▼調査結果 詳細
□ 【持ち家】と【賃貸】のどちらが良いか
□ 【持ち家】についての意識
□ 【賃貸】についての意識
□ 【戸建て】と【集合住宅】のどちらが良いか
□ 【戸建て】についての意識
□ 【集合住宅】についての意識
□ 次に住みたいところ
□ 高齢になった時に住んでいたいところ
□ 二地域居住の実態/意向/意向理由/居住したくない理由(自由回答抜粋)
□ ワーケーションの魅力度
□ 近所の空き家の有無/問題点・不安点
□ 空き家の所有状況/処分予定/問題点・不安点
□ 近所のゴミ屋敷の有無/問題点・不安点
□ あなたにとって住まいとは

▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について

本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報

  

本レポート(全40ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。

 
  • すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計40ページ分)
  • 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
  • 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
  • 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
  • 全回答の集計結果(グラフ+表集計)

 

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 2023年/20〜79歳の男女
2021年/20〜69歳の男女
調査期間 2023年/9月8日(金)〜9日(土)
2021年/9月3日(金)〜4日(土)
有効回答数 2023年/本調査3,000サンプル
2021年/本調査2,500サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192   E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp

おすすめの調査記事

無料調査レポート
スポーツに関する調査(2024年)実践編
2024年12月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「スポーツに関する調査(2024年)」を実施しました。今回は、思い浮かぶスポーツ、最近1~2年間のスポーツ実施率、スポーツを行っている理由、体力への自信、スポーツを行うことによる効果について分析をしました。
# ライフスタイル # 医療・健康 # 運動・スポーツ
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
人間関係に関する調査(2025年)
2025年1月、全国47都道府県に在住する20~79歳の男女2,400人を対象に「人間関係に関する調査(2024年)」を実施。助けられたり、悩んだりする「人間関係」について、リセット経験や意向、リセットした人との間柄、リセットのきっかけと方法、友人・知人の有無と平均人数、年賀状送付状況をピックアップし分析。
# ライフスタイル
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
在タイ日系企業調査(2024年)
株式会社クロス・マーケティンググループ傘下の会社Kadence International Co., Ltd.とPERSONNEL CONSULTANT MANPOWER Co., Ltd.は、在タイ日系企業923社を対象に「在タイ日系企業調査(2024年)」を9月17日~10月4日に実施しました。
# 海外
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
住まいに関する実態・意識調査(2024年12月定点ココロスタイルリサーチ)
2024年12月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する実態・意識調査(2024年12月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。本調査は、生活者の意識やライフスタイルの変化の兆しを捉えることを目的として、定点で実態・意識調査を実施するものです。今回は住まい編として、現在の住まいと周辺環境への満足度、住まいに関する意識・態度、現状と理想の近所の人とのコミュニケーション、外出先から自宅に帰るときの気持ちに着目し分析をしました。
# ライフスタイル # IT・家電・自動車 # 消費動向 # 時事・流行・イベント
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
おひとりさま消費に関する調査(2024年)ひとり時間の実態・意識編
2024年11月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「おひとりさま消費に関する調査(2024年)」を実施し、ひとりの時間や外食・外出行動についての実態、意識などを全般的に聴取しました。今回は「ひとり時間の実態・意識編」として、ひとりで自由に使える時間の有無、一日の中でひとりで自由に使える時間、ひとりで過ごすことの良さ、ひとりでどのように過ごすことが好きか、ひとりで自由に使える時間の増減意向をピックアップし分析をしました。 *本調査は、ひとりの時間を外でどのように過ごしているかという点に着目し、その消費行動を「おひとりさま消費」と表しました。
# ライフスタイル # 消費動向 # 食品・飲料・食事
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
おひとりさま消費に関する調査(2024年)外出編
2024年11月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「おひとりさま消費に関する調査(2024年)」を実施し、ひとりの時間や外食・外出行動についての実態、意識などを全般的に聴取しました。今回は「外出編」として、直近1年間の飲食店、お出かけ・レジャー先へひとりで行った経験、ひとりで行くことへの抵抗感を中心に分析をしました。 *本調査は、ひとりの時間を外でどのように過ごしているかという点に着目し、その消費行動を「おひとりさま消費」と表しました。
# ライフスタイル # 消費動向 # 食品・飲料・食事
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
健康に関する実態・意識調査(2024年11月定点ココロスタイルリサーチ)
2024年11月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「健康に関する実態・意識調査(2024年11月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。本調査は、生活者の意識やライフスタイルの変化の兆しを捉えることを目的として、定点で実態・意識調査を実施するものです。
# ライフスタイル # 消費動向 # 時事・流行・イベント # 医療・健康
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
消費動向に関する定点調査(2024年10月)
現在の消費者の暮らしの状況を、所得・消費・行動の観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的とし、年2回(5月・10月)実施しております。本調査においては、続く物価上昇、訪日外国人数の増加によるオーバーツーリズムの話題があがり、石破内閣が発足したばかりの2024年10月14日~15日に、生活実態や消費動向の推移、景況感・消費予測、ポイント活動の状況などについて調査をしました。
# 消費動向
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート
ペットに関する調査(2024年)意識編
2024年10月、全国に在住する20~69歳の男女5,000人を対象に「ペットに関する調査(2024年)」を実施し、ペットに関わる実態や意識・行動などを全般的に聴取しました。今回は、ペットの飼育意向、飼いたいペットの種類、動物カフェの利用意向、ペットロボット・エンターテイメントロボット試用意向、ペットを捨てることへの意見に着目し分析をしました。
# ライフスタイル
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード