LCCに関する調査
欧米では既に本格化しているLCC(ローコストキャリア、格安航空会社)ですが、日本でも昨年2012年には『LCC元年』として注目され、浸透状況が広まりつつあります。主に海外旅行の交通手段として注目が高まる中、国内の移動手段としては、時間やコスト、また他の交通機関を上回る満足度を得られるのか、消費者の心理はまだ不透明と言えます。
今回は、渡航先を「北(北海道)」と「南(沖縄)」に絞り、レガシーキャリア(従来型の航空会社やサービス)を含めた航空利用者の実態・意識を把握し、LCCの位置づけ及び評価のポイントを明らかにします。
今回は、渡航先を「北(北海道)」と「南(沖縄)」に絞り、レガシーキャリア(従来型の航空会社やサービス)を含めた航空利用者の実態・意識を把握し、LCCの位置づけ及び評価のポイントを明らかにします。
- LCC国内線の利用率はわずか2%未満
- 他方で利用者による今後の利用意向は8割以上と高く、利用者の約半数がリピーターと、反応は上々
調査結果トピックス
国内LCCで最も知られているのは、「ピーチ・アビエーション」(62.9%)
CC利用者による、今後の利用意向は8割以上。LCCの国内線利用において、リピーターが半数を超える
LCC利用者は旅行への積極性がレガシーキャリア利用者より高い。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 20〜69歳の男女 首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、関西圏(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県) |
調査期間 | 2012年12月3日(月) 〜2012年12月5日(水) |
有効回答数 | 本調査600サンプル(スクリーニング18,658サンプル) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります