オンライン上の口コミ利用に関する実態調査
レビューサイトやまとめサイトなどの口コミサイトやSNSの利用者拡大にともない、消費者はオンライン上で商品やサービスの口コミを入手できるようになりました。容易に口コミを入手できるようになり、商品購入やサービス利用前に口コミを参考にする文化が形成されつつあります。そこで今回の調査では、口コミサイトやSNSの口コミから何の情報を得て、どのように活用されているか、商品購入にどれほどの影響力があるかなどを調査し、オンライン上の口コミの利用実態を明らかにすることを目的に調査を実施しました。
- インターネットユーザーの8割弱が購入前に口コミを視認
- メリットだけでなく、デメリット情報が購入意欲を高めることも
調査結果トピックス
オンラインの口コミの視認状況は、「よく見ている」と「たまに見ている」の合計で75.9%が見ていると回答。インターネットユーザーの大多数が商品・サービス購入前に口コミを見ていることが判明した。
オンラインの口コミを見る目的として、全体では「買ったことのない商品を購入するとき」が68.8%で最多。性別では日用品・贈呈品を買うときなどで男女差が見られたが、特に「病院を決めるとき」は男性よりも女性が14ポイント以上も高い結果となった。
買いたい/利用したいと思う口コミは、「評価が良い/高い」「ポジティブな内容の書き込みがある」など良い点が書かれているということだけでなく、「良いところも悪いところも書いてある」や「許容できる範囲のネガティブな内容の書き込みがある」ことを意識するとの意見もあり、メリットだけでなくデメリットを書いた口コミがあることが購入意欲を高める場合もあるとみられる。
オンラインで口コミを書き込む理由として、年代が上がるほど他者に自分の体験を伝えるために利用している割合が高くなる。一方、若年層では自分の記録用としての利用やコミュニケーションツールとしての利用が多く、年代によって口コミ書き込み理由に差がみられた。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 18〜69歳の男女、かつオンラインでの口コミ視認者 |
調査期間 | 2018年9月28日(金) 〜2018年9月30日(日) |
有効回答数 | SC 3,807・本調査2,000サンプル |
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