「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1)
約12億人の人口を抱えるインドに、次世代マーケットとしての期待を注ぐ企業が増えていますが、今回の調査では、インドという「国」単位ではなく、大都市に住む「インド人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日印比較を試みました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日印比較を試みました。
- インド4大都市中間層、北部と南部の都市間で経済的格差が存在
- 「伝統」と「発展・進歩」両方の価値観が共存する”メルティングポット”市民
調査結果トピックス
「伝統」と「発展・進歩」の両方の価値観が共存している。 経済成長の継続意識が強い一方で、自国の伝統・習慣を守ろうとする志向も強い。
北部のデリー・ムンバイと南部のバンガロール・チェンナイの間には、収入(フロー)/ 持ち家比率(ストック)の両面で経済的な格差が存在している。
日本と比べ、「背伸びをしない(等身大の)生活」、「節約・エコ意識」への志向が低い。
調査概要
調査手法 | “街頭リクルートによる1対1の面接調査”を実施 |
---|---|
調査地域 | インド4都市(デリー/ムンバイ/バンガロール/チェンナイ) |
調査対象 | 20〜49歳のミドル収入層男女(世帯月収:20,000〜59,999ルピー) |
調査期間 | 2013年2月2日(土) 〜2013年2月3日(日) |
有効回答数 | 442サンプル(各都市約110名) ※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日印比較した。 |