身体の悩みに関する調査(2024年)女性編
◆男性編はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20240827karada/
- フェムテックの認知は23%、メノテックの認知は6%とわずか
- 女性特有の症状に対し、社会での配慮・理解が進んでほしい人は77%
関連する調査はこちら
調査結果トピックス
【フェムテック・メノテック認知・興味関心】
フェムテックの認知率は23%、メノテックは6%と低い。フェムテックの内容も名前も認知しているのは、女性20〜40代で約1割。更年期の女性を対象としたメノテックの内容も認知している人は2%と極めて低い。一方、PMSの認知率は31%であり、内容も認知している人は、20〜30代で3割を超える。<図1>
フェムテックやメノテック関連製品・サービスの内容を呈示したうえでの興味・関心は、フェムテックが33%、最も高い30代は45%。メノテックへの興味・関心は31%、30〜40代の興味・関心は4割台。<図2>
【身体の悩み】
女性の現在の悩みは、「体重や体型」「精神的なストレス」が多く、20〜60代は「体重や体型」、70代は「高血圧」が悩みのトップであった。また、20〜30代は「口臭」「体臭」「顔のうぶ毛の濃さ・多さ」「体毛」「デリケートゾーンの乾燥・かゆみ・におい」、40〜50代は「更年期・女性ホルモンのゆらぎ」が多い。<図3>
現在最も悩んでいることへの対策方法を自由回答で聴取した結果、体重や体型は「運動をする」「食事制限をする」、精神的なストレスは「美味しいものを食べる」「睡眠を十分にとる」、抜け毛・薄毛は「育毛剤」「ウィッグ」の使用、生活習慣管理は「バランスのよい食事」「野菜を摂ることを意識する」といった声があがった。<図4>
【関連製品の利用とスタイルへの意識】
フェムテック・メノテック関連製品の直近1年間の利用経験は「おりものシート」「生理用/吸水ショーツ」「各種産婦人科検診」「月経管理アプリ、サービス」などが上位。70代は「尿もれパット」の利用が高い。<図5>
自分のスタイルに対しての意識は「姿勢を良くしたい」「体重を落としたい」が38%、「筋肉をつけたい」が31%であった。<図6>
【女性特有(生理や更年期)の症状に対する理解】
「社会で、女性特有の症状への配慮・理解は不十分だと思う」は61%、「社会で、女性特有の症状への配慮・理解が進んでほしい」は77%と高く、いずれも30代は「あてはまる」気持ちが強い。<図7>
レポート項目一覧
□ 調査結果サマリー
□ 属性設問(年齢/居住地/職業/婚姻状況/同居子供の有無/ポテンシャル・ニーズ・クラスター)
▼フェムテック・メノテックなど認知度・興味・関心
□ フェムテック・メノテック・PMSの認知
□ LOH症候群・男性の更年期障害の認知
□ フェムテックへの興味・関心
□ メノテックへの興味・関心
▼女性特有の心身の悩み・関連利用商品、サービス利用状況
□ 身体の悩み(現在の悩み、最も悩んでいること、将来への不安)
□ 現在の最も悩んでいることへの対策方法(自由回答抜粋)
□ 体型への意識
□ フェムテック・メノテック関連商品の利用経験(今までに、直近1年間)
▼健康維持・管理
□ 現在の健康状態
□ 体調面で気になること(4段階評価/TOP BOX、TOP2)
□ 精神面で気になること(4段階評価/TOP BOX、TOP2)
□ ストレス解消のために行っていること
□ 健康のために行なっていること(食生活/食生活以外)
□ 温活・腸活・菌活の認知
▼女性特有の症状に対して社会に思うこと
□ 配慮・理解は不十分
□ 配慮・理解が進んでほしい
▼ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全50ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計50ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜79歳の女性 |
調査期間 | 2024年7月26日(金)〜7月28日(日) |
有効回答数 | 本調査1,500サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192 E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp