ゴールデンウィーク直前!10日間のうち休めるのは何日?
- 10日間すべて休める人は約3割。現時点で休みは不明という人も
- 混雑や疲れ、金銭的理由で約6割がGWを楽しみではないと回答
- 「家でゆっくり過ごす」派多し。理想では旅行や遊園地も候補に
- GWの予算は例年同様。若年層ほど今年の予算を増やす傾向
2019年4月1日、新元号発表に日本だけでなく世界でも盛り上がりをみせました。約30年続いた平成が終わり、5月からは新元号の「令和」となります。
改元に伴い、新天皇の即位日となる5月1日は2019年限りの祝日となるため、今年のゴールデンウィークは10連休となることが決まりました。
ただ、一言で10連休といってもあくまでカレンダー上の休日・祝日という話。
人々が休みの日にこそ忙しくなるサービス業の人や、仕事が忙しいなどの理由で本人が望む望まざるに関わらず出勤しないといけない人などもいることでしょう。
そこで今回はゴールデンウィーク中にどのくらい休みがあるのか、ゴールデンウィークを純粋に楽しみにしている人は、実際の予定と理想の過ごし方にギャップはあるのかなどを聴取し、その実態を明らかにしました。
10日間すべて休める人は約3割。現時点で休みは不明という人も
まず前提として、2019年のゴールデンウィークが10連休であることを知っている人はどの程度いるのかを調べてみました。
その結果、「知っていた」と回答した人は9割となり、ほとんどの人が認知している状況。<図1-1>
その10日間のうち、全て休みという人は全体で3割強。
職種別で見ると、事務・バックオフィス職で10連休の人が5割と多め。しかし、医療・介護職や接客・販売職の人は1〜2割と10連休は少なく、職種によって大きな差がみられました。<図1-2>
また、現時点でも休みが不明という人も全体で3割ほどいることが判明。
ゴールデンウィーク直前まで仕事の予定がわからない、もしかしたら仕事が入るかもしれないなどいった様子がうかがえました。
混雑や疲れ、金銭的理由で約6割がGWを楽しみではないと回答
ゴールデンウィークを楽しみと思う人は全体の4割となり、楽しみと思わない人の方が多数派という結果になりました。<図2>
楽しみに思う理由では「好きなことに時間を使える」「普段できないことができる」といった【時間の有効活用】や、「リフレッシュできる」「リラックスできる」といった【休息】が理由として多く挙げられました。
楽しみと思わない理由は「混雑・渋滞するから」「疲れるから」といった【人混み・疲労】や、「お金がない」「旅費が高い」といった【金銭的理由】が挙げられました。
例年よりも休日・祝日が多いため、使える時間も多くなる一方、行楽シーズンということもあってどこへ行っても人が多い、シーズン価格で普段よりお金が掛かるというデメリットもうかがえました。
「家でゆっくり過ごす」派多し。理想では旅行や遊園地も候補に
ゴールデンウィーク期間中の実際の予定と、理想の長期休暇の過ごし方を比較してみました。<図3-1,図3-2>
TOP3の「家でゆっくり」「買い物」「睡眠をとる」が現実も理想も同じ結果に。とくに「家でゆっくり」は実際の予定より理想の方が9pt以上高く、予定がある(入ってしまった)人も、実は家でのんびりしたいんだ… と思っている人も多そうです。
また、理想では「国内旅行」「海外旅行」や「遊園地・テーマパーク」の割合が増えていることからもインドア派とは別に、旅行やレジャーに行きたいなど遠出したい願望もみられました。
GWの予算は例年同様。若年層ほど今年の予算を増やす傾向
<図3>で今年のゴールデンウィークの予定はインドア派が多そうということがうかがえましたが、消費行動として例年と比べてどの程度の予算の増減を想定しているのか聞いてみました。<図4>
今までよりお金を掛けるという人は1割程度。全体的に6割近くが例年通りの予算感であることがわかりました。ただ、年代別にみると、若年層ほど今年のゴールデンウィークに使う予算を増やす傾向がみられます。
5月からは令和となって最初のゴールデンウィーク。改元を機に新しく物事を始めたい意向があることも以前の調査で判明しており、このゴールデンウィークにじっくり考えてみるのもいいかもしれません。
掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。
その他の調査項目
- ゴールデンウィークの旅行の総予算
- ゴールデンウィークの旅行先の決定方法
- ゴールデンウィーク中の食事傾向
など
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2019年3月26日(火) 〜3月27日(水) |
有効回答数 | 1,000サンプル |
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<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」