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冬間近!最も好きな鍋料理の第1位は…

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寒くなると食べたくなる鍋料理。最も好きなメニューや鍋つゆの作り方について聴取しました。
  • 日本人の大多数は鍋好き!特に女性にその傾向あり
  • 最も好きな鍋料理、3位はしゃぶしゃぶ、2位はキムチ、1位は…
  • 鍋つゆ、あなたは手作り派?市販品購入派?
  • ひとり鍋経験者は4割弱。実行意向は高め

ついこの間まで暑い暑い酷暑だとうだるような気温に辟易していたというのに、気づけばあっという間に秋を通り越そうとしています。
風が吹いてぶるりと体を震わせるようになると、食べたくなるのが鍋料理。
もくもく漂う湯気が部屋に広がるあたたかい鍋をつつきたくなってきます。
しかし、鍋料理と言ってもその種類は多種多様。すき焼き、寄せ鍋、水炊き、キムチ鍋、しゃぶしゃぶ、変わり種の鍋やシメも入れたらその食べ方は数え切れないほど。

そこで今回の調査では、好きな鍋料理やシメはなんなのか、鍋つゆの作り方や近年増えているひとり鍋についてなどを聴取し、その実態を明らかにしました。

日本人の大多数は鍋好き!特に女性にその傾向あり

図1 鍋料理が好きかどうか

寒くなったら鍋料理! と思っていましたが、そもそも鍋料理が好きな人はどのくらいいるのでしょうか?
男女20〜60代の人に聞くと、「とても好き」「わりと好き」を合わせて92%とほとんどの人が好きと回答。嫌いという人も1割弱いるものの、多くの人が鍋好きということがわかりました。

性年代別にみると、男性に比べて女性20〜40代の「とても好き」の割合が高いことがわかります。
特に20代・40代の約半数が「鍋がとても好き」と思う傾向が強いことが判明しました。<図1>

最も好きな鍋料理、3位はしゃぶしゃぶ、2位はキムチ、1位は …

図2-1 最も好きな鍋料理TOP5、図2-2 鍋料理の最も好きなシメTOP5

種類豊富な鍋料理。数多あるなかで最も好きな鍋料理1位に輝いたのは…「すき焼き」! 全体1位、さらに男性の1位も獲得しました。

お祝いごとで食べることも多いすき焼きは、その美味しさだけではなく、特別な日にいただくという気持ちもプラスされることが人気の理由でしょうか。
女性が選ぶ1位は「キムチ鍋(チゲ鍋)」となりました。女性は辛いものが好きというのは本当なのかもしれません。<図2-1>

そして、鍋料理といえば忘れてはいけない「シメ」!
シメが楽しみで鍋料理を食べる、という方もいるのではないでしょうか。
もっとも好きなシメはなにか聞くと、全体・男性・女性すべてで「うどん」がトップになりました。
するっと食べられてどんな鍋料理にも合う万能シメ・うどんが人気のようです。
次いで、2位に「雑炊」、3位に「シメは食べない」と続きました。
意外だったのは3位のシメは食べない派の方々。“鍋にはシメありき”と固定概念を持っていた筆者は少し驚きました…。<図2-2>

鍋つゆ、あなたは手作り派?市販品購入派?

図3-1 鍋つゆの作り方、図3-2 よく使う鍋の素のタイプ

鍋つゆの作り方では「市販の鍋の素を使う」人が59%と、手作り派より多くなりました。
市販派と手作り派で男性は年代による大きな差はあまり見られませんでしたが、女性は年代が上がると手作り派が増加。女性60代は全年代で唯一、手作り派が55%と半数を超えています。<図3-1>

よく使う鍋の素のタイプでは「パウチパック」が72%と大多数を占め、近年キューブやポーションタイプも増えてきましたがまだまだパウチパックの利用者が多いようです。<図3-2>

鍋料理を作るときのこだわり

  • 出汁はできるだけ具材から採る。(女性20代)
  • 出汁は自分で作る(男性30代)
  • 野菜の火のとおり具合(男性20代)
  • 新鮮な素材(男性/50代)
  • 野菜を煮込み過ぎないようにする。(女性50代)
  • いろんな種類の野菜を出来るだけ多種類入れて食べること(女性40代)
  • シメはせずに鍋の残りをリメイクして翌日また楽しむ(女性30代)
  • 家族でおしゃべりしながら、時間をかけてゆっくりと食べる。 なべの時に使う肉は少し上等の肉にする。 (女性/60代)

家で鍋料理を作る人に、作るときのこだわりを聞いてみました。
多かったのは「出汁は具材からとる」「出汁は自分で作る」など、出汁へのこだわりや、「いろんな種類の野菜を入れる」「野菜を煮込みすぎない」「新鮮な素材を使う」といった野菜・素材へのこだわりを持っているという声でした。

やはり鍋料理の決め手であり、家庭の味をともいえる出汁を美味しくするための工夫や、野菜や素材の味を楽しめるように火の通り具合を気に掛けることがポイントとなるようです。

また、<図2-2>「鍋料理の最も好きなシメ」で「シメは食べない」が第三位で「意外とシメを食べない人も多いんだなあ」と思っていましたが、「シメは食べずにリメイクして翌日楽しむ」という意見を見てその手があったのか…!と驚きました。

そして、「家族でおしゃべりしながらゆっくり食べる」という意見も。わいわい楽しく家族でひとつの鍋を囲んで過ごす時間を大事にするこだわり、とても素敵です。

ひとり鍋経験者は4割弱。実行意向は高め

図4-1 ひとり鍋経験の有無、図4-2 ひとり鍋実行意向

近年、1人分サイズの土鍋や鍋つゆの素などが発売され、需要が増えつつある「ひとり鍋」。実際にひとり鍋をしたことがある人がどれくらいいるかを聞いてみると、鍋経験者は全体で36%ほど。性別による差は見られませんでした。<図4-1>

しかし、今後ひとり鍋をしてみたいと思うかどうかでは、男性に比べて女性の「してみたい」割合が11ptほど高く、女性はひとり鍋意向が高い傾向にあることが判明しました。<図4-2>

気心知れた人たちと大勢でわいわい食べるのも楽しいけれど、自分の好きな味付けで自分の好きな具材を好きなだけ食べられるひとり鍋も、思う存分鍋を満喫できそうです。

バリエーション豊富で肉・魚・野菜などいろんな食材を楽しめて温まれる鍋料理。本格的な寒さに負けないよう、鍋料理を食べて元気に冬を乗り越えたいと思います。

掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。

その他の調査項目

  • 鍋料理を食べたいと思うタイミング
  • 鍋料理を食べるシーン
  • 鍋の素を購入する時に重視する点

など

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20〜69歳の男女
調査期間 2018年10月27日(土)
〜11月2日(金)
有効回答数 1,000サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

 

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