ヤッピーのIT機器使用に関する調査 アジア5ヶ国比較
日本企業だけでなく、世界中のビジネスプレイヤーがアジア市場への関心を高める中、消費のけん引役やトレンドセッターとなっている、若いアーバンプロフェッショナル(=”ヤッピー”)にフォーカスを当て、彼らのIT機器利用実態をアジア5か国で比較し、その違いや特徴を探った。
- 新興国で急速に進むデジタル化を反映か
- 新興国のヤッピー※1は日本より数多くのIT機器※2を購入!
- インドネシア・タイ・中国はスマートフォンに「新しさ・多機能性」を求め、日本・韓国は「価格・デザイン」にシビアな傾向
調査結果トピックス
過去1年以内に購入したIT機器の平均個数は中国が3.8個とトップで日本の1.6個を大きく上回る。<図1>
スマートフォンの重視点(トップ5)は、韓国・日本では安価な価格設定とデザイン性をスマートフォンに求めていることがうかがえるのに対し、インドネシア・タイ・中国では、新しさ・多機能性をスマートフォンに求める傾向が強い。
LINEのコミュニケーション相手は、タイ・インドネシアでは、全ての属性の相手に対してコミュニケーションを積極的にとっており、特にタイでは、他4ヶ国と比較して、全ての属性の相手に対して1位となっている。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | ジャカルタ(インドネシア)、バンコク(タイ)、上海(中国)、ソウル(韓国)、東京(日本) |
調査対象 |
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調査期間 | 2013年7月 |
有効回答数 | 本調査サンプル数:各国200サンプル(5ヶ国総計:1,000サンプル) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります