「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(2)
最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
- 中国の消費トレンド、都市ごとの違いが明らかに!
- “新製品への関心が低い”上海、“新しもの好き”な北京・広州、“人との違いを求める”成都
- 日本の5割弱に対して、中国では約7割の男性が料理を作り、中国では“料理男子”がスタンダード
調査結果トピックス
4都市の中で、新製品や流行スタイルへの関心が最も低かったのが上海。「新しい流行・スタイルを人に見せびらかしたがる」 北京消費者。「新製品への興味・関心が高い」広州消費者。「人が持っていないもの」を買い求めたがる成都消費者。<図1>
「流行に敏感で品質にお金をかける」20代中国女性、「若々しさを追求する」30〜40代女性。40代男性もその「予備軍」か。 都市別では、「流行を重視する」北京女性、流行・ブランドよりも「品質重視」の上海女性。
「趣味・レジャー」と「将来に役立つ資格・技能修得」両面への投資意欲が極めて高い20代男女。 特に「資格・技能取得」への意欲が強い広州女性。
調査概要
調査手法 | “街頭リクルートによる1対1の面接調査と自記入調査の併用”実施 |
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調査地域 | 中国4都市(北京/上海/広州/成都) |
調査対象 | 20〜49歳のミドル収入層男女(世帯月収:5,000〜7,999元) |
調査期間 | 2012年11月23日(金) 〜2012年11月25日(日) |
有効回答数 | 421サンプル(各都市約100名) |