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美容に関する調査

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現在の人々の美容意識を把握することを目的とし、全国47都道府県に在住する20〜69歳の男女1000人を対象に「美容に関する調査」を実施。コロナの前後で生活様式が変わったことで、美容に対する行動・意識がどのように変化したかを調査しました。
  • コロナ禍の美容に関する不満 1位は「マスクによる肌荒れ」
  • 美容に使う費用は抑える傾向

調査結果トピックス

【行動変化】

1か月あたりの美容費をコロナ前と現在とでそれぞれ聞いたところ、コロナ前と比べて美容費は抑える傾向に。コロナ前は「5000円以下」という人が全体で70.7%だったが、現在は75.4%となった。<図1>
女性の美容アイテムの購入場所について、「ドラッグストア」「スーパー」「大手ECサイト」はコロナ後の利用が増加しており、一方で「デパート」「直営店」「バラエティショップ」は減少している。特にデパートでは2割弱の人が「減った・やや減った」と回答しており、店頭でのタッチアップができないことや営業時間の短縮などが影響していると考えられる。<図2>

図1 1か月あたりの美容費、図2 場所ごとの購入頻度

【意識変化】

全体の5割弱が美容に関して何らかの「不満がある」と回答。不満に思うことは、全体では「マスクで肌が荒れる」が1位。女性では「マスクで化粧が崩れる」が1位となり、マスク着用による不満が上位に目立った。また、「おしゃれをする楽しみが減った」 が全体で3位となり、外出や人に会う頻度の減少によると思われる不満もみられた。<図3>

図3 美容に関する不満


【新しいニーズ】

不満もある一方で、コロナ禍でも美容に満足していることは「マスクで顔を隠せること」が男女ともにTOP。<図4>
また、あったらほしいと思う美容アイテムについては「肌に優しいマスク」が23.4%と最も多い結果となった。続いて「マスクにつかないファンデーション(色つき)」「マスクにつかないリップ」と続き、美容アイテムのほうに改善を求める声が多かった。<図5>
美容費は抑える傾向にあり不満もうかがえるものの、その不満を払しょくできる美容アイテムには関心があると考えられる。

図4 コロナ禍でも、美容で満足していること上位10項目、図5 現在、あったらほしいと思う美容アイテム上位10項目


全調査項目

   

□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/世帯年収/職業)
□ 美容関連施設の利用頻度の変化
□ 一か月あたりの美容費の変化
□ 髭を剃る頻度の変化
□ 美容に関する情報収集源
□ 美容に関する意識や行動の変化
□ 現在美容に関して満足していること
□ 現在美容に関して不満に思うこと
□ 化粧をしたほうがよい/髭を剃った方が良いと思うシーン
□ 今力を入れてケアしたいと思うところ
□ 新しく購入した美容アイテム・今後購入を検討しているアイテム
□ ほしいと思う美容アイテム
□ 化粧をするモチベーションのシーンごとの変化
□ 外出時に使用することのある化粧品
□ 化粧直しで持ち歩いている美容アイテム
□ 購入場所ごとの美容ケア用品費の変化

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20〜69歳の男女
調査期間 2020年8月19日(水)〜20日(木)
有効回答数 本調査1,000サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192   E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp

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