消費動向に関する定点調査(2011年11月度)
本調査は現在の消費者の『暮らしの状況』を、所得・消費・行動の観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的として、2009年2月より3ヵ月ごとに実施しております。
尚、本年4月には、3月11日に発生し、未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」後の生活者の動向変化を観測するために、変則的に4月に緊急調査も行いました。定点調査としては、今回で12回目となります。
尚、本年4月には、3月11日に発生し、未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」後の生活者の動向変化を観測するために、変則的に4月に緊急調査も行いました。定点調査としては、今回で12回目となります。
- 値上げの影響が薄れた!?『タバコ』 の消費が堅調。
- 他方、 『レンタル』や『リサイクル』 など節約意識の定着も垣間見える。
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調査結果トピックス
※『消費動向DI』
クロス・マーケティングでは、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として『消費動向DI』を定義しています。 『消費動向DI』 :商品購入・サービス利用、店舗・レジャー施設利用について、「増えた」の回答比率−「減った」の回答比
嗜好品・ギャンブル関連をみると、【たばこの本数】 の『消費動向DI』において前年と比較して 20ポイントの上昇がみられた。昨年10月に実施された、たばこ値上げの影響が薄れてきた事がうかがえる。
前回8月から調査を開始した【電気料金の支払い金額】は、8月調査から「増えた」が5ポイント低下、「減った」が5.9ポイント上昇。節約意識の定着がうかがえる。
趣味関連では、【レンタルCDの利用頻度】が10.5ポイント、【レンタルDVDの利用頻度】が8.4ポイントで、前年と比較して5ポイント以上の上昇がみられる。<図1>
【リサイクルショップ】の『消費動向DI』は、調査以来最も高い1.4ポイントに上昇し、初めてプラスに転じた。<図2>