消費動向に関する定点調査(2011年5月度)
本調査は現在の消費者の『暮らしの状況』を、所得・消費・行動の観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的として、2009年2月より3ヵ月ごとに実施しております。
本年4月には、3月11日に発生し、未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」後の生活者の動向変化を観測するために、変則的に4月に緊急調査も行いました。定点調査としては、今回で10回目となります。
本年4月には、3月11日に発生し、未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」後の生活者の動向変化を観測するために、変則的に4月に緊急調査も行いました。定点調査としては、今回で10回目となります。
- 北海道・震災エリアでは『アウトレットモール』や『リサイクルストア』の利用増加 全国では『飲酒目的の外食頻度』など、飲食関連が震災前まで回復傾向 “自粛活動”にもそろそろ終止符
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調査結果トピックス
※『消費動向DI』
クロス・マーケティングでは、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として『消費動向DI』を定義しています。 『消費動向DI』 :商品購入・サービス利用、店舗・レジャー施設利用について、「増えた」の回答比率−「減った」の回答比
北海道・震災エリアでは、震災後4月から特に【アウトレットモール】【リサイクルストア】の利用が大幅に増加している。<図1> また、4月に上昇した【プライベートブランドの購入頻度】は、-15.8ポイントと大きく低下。
全国では、【飲酒目的の外食頻度】が2月より回復、【冷凍食品の購入頻度】においては2月から上昇しており、飲食関連は概ね震災前の状況に戻りつつある。<図2> 震災後、全国的に【趣味に費やす時間】【食費】の『DIの差分』は大きく低下したが、本年2月時点まで回復傾向。
消費動向の推移を見ると、前回調査の車・旅行関連で大きく低下した【自家用車のガソリン消費量】【高速道路の利用頻度】【国内旅行の回数】が回復傾向にあるが、いずれも震災前までは回復していない。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2011年5月13日(金) 〜2011年5月15日(日) |
有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
※ 『消費動向DI』
当社では、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として『消費動向DI』を定義しています。
『消費動向DI』:商品購入・サービス利用、店舗・レジャー施設利用について、「増えた」の回答比率−「減った」の回答比率