消費動向に関する定点調査(2010年2月度)
本調査は現在の消費者の『暮らしの状況』を、所得・消費・行動の観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的とする。この調査は第1回調査(2009年2月実施)から3ヵ月ごとに実施し、今回は第5回調査である。
- 労働時間は長くなっているものの、給与所得は低下。1年前に比べて内食頻度が上昇、さらに巣篭り傾向広がる。
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調査結果トピックス
※『消費動向DI』
当社では、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として【消費動向DI 】を定義しています。
1年前と比べて「労働時間」は長くなっているものの、「給与所得」は減少。「おこづかい」「食費」などの倹約傾向が続く。全ての年代でおこづかいは減っているが、20代は男女とも「増えた」が1割強と比較的高い。1年前と比較した消費動向は「巣篭もり傾向」にあり、食事は手作りすることで、食費を抑えている。食品・日用品は、値引きのある店舗で購入と、倹約姿勢が伺える。<図1、図2>
日用品関連では、『消費動向DI』は「プライベートブランド商品の購入頻度」「通信販売の利用頻度」がそれぞれプラスに転じ、金融商品の『消費動向DI』では「クレジットカード」のみがプラス。「スーパーマーケット」「100円ショップ」「ディスカウントストア」「アウトレットモール」の『消費動向DI』は上昇傾向、「ファミリーレストラン」「マンガ喫茶」「美容院・理髪店」は低下傾向にある。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2010年2月8日(月) 〜2010年2月9日(火) |
有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
※ 『消費動向DI』
当社では、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として『消費動向DI』を定義しています。
『消費動向DI』:商品購入・サービス利用、店舗・レジャー施設利用について、「増えた」の回答比率−「減った」の回答比率