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認知度66%!春のイベントとしてイースター定着するか

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イースターの認知率や予定の有無、市場規模増加の実感値などを調査しました!
  • 認知度は全体の66%!SNSユーザーとの親和性も高い
  • イベント参加やアイテム作り、料理などを楽しむ声多数
  • 市場規模増加の実感はまだまだ。女性は敏感にトレンドをキャッチ

秋から冬にかけて、世間ではイベントが目白押し。
ハロウィーン、クリスマス、年末年始、バレンタインデー、節分、ホワイトデー、お花見ときて、そろそろイベントラッシュもひと段落…と思いきや、ここ数年盛り上がりを見せている新たなイベントがありました。
そう、春のお祭り、イースターです。
そもそもイースターとは『復活祭』を意味しており、イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを祝うお祭りです。
そのためキリスト教徒の方々にとっては重要な記念日であり、イースターの日はクリスマスと同じように家族でごちそうを食べてお祝いをするとのこと。
キリスト教において卵は生命の誕生を意味するもののため、卵を使った料理が振舞われたり、綺麗に色づけされた卵(=イースターエッグ)を使った遊びを行ったりするのがイースターの特徴です。また、多産なうさぎは豊かな生命の象徴としてイースターのモチーフとして扱われています。
イースターエッグを生んだのはうさぎという伝承もあるため、イースターエッグと一緒にうさぎをかたどったチョコレートなども飾られるそうです。
元々はこのように海外のお祭りですが、日本でもイースターイベントを開催したり関連商品が発売されたりすることが増えてきています。
そこで気になるのが生活者の意識。肝心の生活者はイースターについてどう思っているのでしょうか?
実態を確かめるべく、クロス・マーケティングでは20〜39歳の男女にイースターに関するアンケートを実施しました!

認知度は全体の66%!SNSユーザーとの親和性も高い

図1 イースターの認知度

大前提として、イースターはどのくらい知られているのでしょうか?
認知度をたずねてみたところ、「内容・名前を知っている」が32%、「名前のみ知っている」が34%となり、“イースターって聞いたことあるな”という人も含めると66%の人がイースターを知っているということになりました。
イースターといえば、前述したとおり、カラフルな卵やうさぎなど可愛いアイテムがモチーフとして扱われています。SNS映えは抜群ではないでしょうか。
おそらくSNSユーザーとの関連性・親和性も高いのではないかと予測し、イースターの認知度をSNS保有有無別、最もよく使っているSNSの利用日数別にみてみました。
SNSアカウント保有有無別では、保有している人の「内容・名前を知っている」割合が39%、保有していない人の割合が13%となり、やはり保有している人の方がイースターについて内容まで認識しているようです。
また、最もよく使っているSNSの利用日数別にも認知度をみてみると、SNSを週に4日以上〜ほぼ毎日利用しているというSNS高頻度ユーザーはイースターの「内容・名前を知っている割合」が42%と高い結果になりました。
元々自分自身がイースターを知らなくても、タイムラインで流れてきて知ったり、企業のSNSキャンペーンなどで知ったりする機会が多い故ではないかと思われます。

イベント参加やアイテム作り、料理などを楽しむ声多数

図2-1 イースターの予定有無、図2-2 イースターでする・したい内容

では実際にイースターにちなんでなにか予定をしている人はどのくらいいるのでしょうか?
「行う予定あり」と回答した人は10%と多くはなく、「行いたいと思わない」が56%と半数以上がイースターの予定意向なしという結果に。
やはり、全体の7割近い人はイースターの内容までは認識していないため(図1)、「行いたいがなにをしたら良いかわからない」という意識が強いのかもしれません。
今後、イースターの内容理解度が上がっていけば、イースターにちなんだ予定を立てる人も多くなってくるのではないでしょうか。
つぎに、「行う予定あり」「予定は無いが、なにかしら行いたいと思う」と回答した人に、イースターでなにをする予定・なにをしたいと思うかをたずねました。
もっとも多かったのは、「遊園地やテーマパークのイースターイベントに行く」が47%と半数近くの人にイベント参加の意向がありました。
さまざまな遊園地やテーマパークで開催されているイースターイベントは、やはり非日常的な空間で楽しむことができるということもあって人気が集まりました。
続いて、「イースターエッグを作る」が41%、「イースターモチーフのお菓子やスイーツを購入する」が29%、「イースターモチーフの料理やお菓子を作る」が24%と、自分たちでイースターにちなんだアイテムや食事・お菓子などを用意してホームパーティ的に楽しめる内容がランクイン。
5位には「飲食店でイースターモチーフのメニューを食べる」が22%となり、イースターをイメージした可愛く華やかなメニューを楽しみたいという意識も感じられました。

市場規模増加の実感はまだまだ。女性は敏感にトレンドをキャッチ

図3 イースター関連市場規模増加の実感有無

イベント開催や新商品、限定メニューなどさまざまな企業が参入し、近年増加しているイースター市場。生活者の人々はこの市場規模増加を感じているのでしょうか?
身の回りや生活をする中でイースター関連の商品やサービスが増えた実感があるかどうかをたずねると、「増加の実感がある」が21%、「増加の実感はない」が50%と、まだまだイースター市場増加の実感は多くない結果になりました。
しかし、男女別でみてみると、「増加の実感がある」では男性の12%に対して、女性は30%と男性よりも18ptも高くなり、男女間での違いが大きく出ました。
イースターのカラフルで可愛いアイテムやSNS映えする雰囲気が、トレンドに敏感な若い女性のアンテナに引っかかったのではないでしょうか。
ハロウィーンが日本でもイベントとして定着したように、イースターも同じく定着するかどうか、今後注目すべき市場であることは間違いなさそうです。
2017年のイースターは4月16日。
今までイースターを知らなかった人や関心が無かった人も、今年はイースターを楽しんでみてはいかがでしょうか

掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。

その他の調査項目

  • SNSの利用状況(最多利用SNS/利用目的/利用日数/利用時間)
  • イースターの認知内容/興味度
  • イースターの予算
  • イースターを一緒に過ごしたい人

など

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
調査対象 20〜39歳の男女
調査期間 2017年4月4日(火)
〜4月5日(水)
有効回答数 1,200サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

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