クラウド・コンピューティングに関する企業の意識調査(2011年8月度)
近年、次世代のITの在り方として注目を集めてきた「クラウド・コンピューティング」ですが、昨年7月に当社が実施した調査の結果では、“定義があいまい”と戸惑いつつも、その利用価値に期待するIT利用企業が数多く見受けられました。また、一方で加熱するベンダーの「クラウド」マーケティングと、冷静さを残した市場のコントラストも浮き彫りとなりました。
今後苦戦も予想される「クラウド・コンピューティング」市場ですが、前回調査から1年経過した現在、IT利用企業の意識はどのように変化したのでしょうか。本調査では、企業における「クラウド・コンピューティング」に対する価値意識について改めて検証を行うと共に、前回調査と比較し、変化を明らかにします。
今後苦戦も予想される「クラウド・コンピューティング」市場ですが、前回調査から1年経過した現在、IT利用企業の意識はどのように変化したのでしょうか。本調査では、企業における「クラウド・コンピューティング」に対する価値意識について改めて検証を行うと共に、前回調査と比較し、変化を明らかにします。
- クラウドを“今後ITの主流となる”と感じている人が11.2ポイント増加。 昨年調査と比較して、イメージは前向きに。
調査結果トピックス
クラウド・コンピューティングの認知度は、86.1%。パブリック・クラウド/プライベート・クラウドの形態については、7割程度。
クラウド・コンピューティングへの関心については、前回調査と比較して全体では2ポイント減少しているものの、企業規模別に見ると、【1,000人以上】では、関心があるとする回答が5.8ポイント増加している。
主要ITトレンド/キーワードは、「災害対策/節電対策(56.7%)」への関心が最も多く、「クラウド・コンピューティング(45.1%)」は次に続くものの、半数を下回る。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 国内企業に勤務するIT関連業務の従事者 |
調査期間 | 2011年7月13日(水) 〜2011年7月14日(木) |
有効回答数 | 651サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります