「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査 上海近郊 蘇州市・世帯訪問調査レポート
最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、 大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ねました。その最終レポートでは、上海近郊の蘇州市で世帯訪問インタビューを行い、<80后(バーリンホウ)※DINKS世帯>、<80后育児世帯>、<70年代生まれ・40代世帯>という世帯別に生活実態を明らかにしました。
※「 80后」とは、1980年代に生まれた中国の次世代消費者層を示す。
※「 80后」とは、1980年代に生まれた中国の次世代消費者層を示す。
- 中国中間層・上海近郊 蘇州市民の生活実態を解明
- 中国新人類『80后』世帯は、スーパーとネットショップを駆使
- バーゲン・セールやクーポン共同購入サイトを有効活用
調査結果トピックス
”80后” 「DINKS世帯」や「育児世帯」は、ネットショップを使って効率的に買い物している。 ネットクーポンに限らず、バーゲン・セールスの際に日用品を買い溜めする傾向。
世代を問わず、人付き合いでは「グループチャット」「ミニブログ」を活用しており、中学・高校時代の同級生とも繋がり 続けている。
5年後の生活目標では、いずれの世帯からも、より快適・広い「家」への住み替えが挙げられた。
調査概要
調査手法 | 機縁リクルートによる、世帯訪問インタビューおよび宅内撮影 |
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調査地域 | 中国・蘇州市 |
調査対象 | 20代、30代、40代の中間層 3世帯(世帯月収:5,000〜7,999元) |
調査期間 | 2013年1月19日(土) 〜2013年1月20日(日) |