スマートフォンのBYOD利用に伴うコミュニケーションアプリに関する調査
近年、個人の端末を企業内の業務で利用するBYOD(Bring Your Own Device)に、コスト面などにおいて企業からの関心が高まっています。パソコンと同等の機能を備え、どこでもネットワークに接続できるスマートフォンやタブレット端末が普及し、場所を問わずに業務が行えることから、BYODを奨励する企業も少なくありません。BYOD利用者は、個人端末の業務利用とプライベート利用において、どのような意識を持って利用しているのでしょうか。
今回は、プライベートで使用しているスマートフォンでの、コミュニケーションアプリの使用実態や、アプリ使用に対する意識を調査しました。
今回は、プライベートで使用しているスマートフォンでの、コミュニケーションアプリの使用実態や、アプリ使用に対する意識を調査しました。
- コミュニケーションアプリを通じて得意先の個人情報がサーバー自動送信されるのは、 84%が不安
- BYODの浸透の中で「仕事でスマホを使うことを意識したアプリ選択が必要」75%
調査結果トピックス
プライベート用スマートフォンに、ビジネス上の情報を入れている者は69.3%。その情報内容は、「取引先の名前・連絡先の個人情報」(88.7%)が最も高く、「社内の個人情報」(47.0%)、「会社メールの転送メール」(36.2%)が続く。
プライベート用スマートフォンで、コミュニケーションアプリを使用している者は66.2%。男女共に、年代が低くなるほどコミュニケーションアプリの使用率が高く、女性20代では8割を超える。
コミュニケーションアプリを使用する際、仕事でもスマートフォンを使うことを意識して、アプリを選択する必要があると思う人は75.3%。
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
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調査対象 | 全国20〜59歳の、プライベートで使用しているスマートフォンを仕事で使うことがある男女 |
調査期間 | 2012年7月9日(月) 〜2012年7月11日(水) |
有効回答数 | 2,000サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります