耳に関する調査(2024年)
- イヤホン難聴への不安度は40%、使用率の高い20代は45%
- 耳のために「音量」「イヤホンの使用」を控える声が多い
調査結果トピックス
【イヤホン・ヘッドホンの使用状況】
直近1か月間にイヤホン・ヘッドホンを使用した人は45%、若い年代ほど使用率は高く、20代は61%、30代では52%。使用頻度は、「ほぼ毎日」31%、「週に4〜5日程度」と「週に2〜3日程度」が22%と多い。「ほぼ毎日」使用している人は、20代で45%、30代で36%と高い。<図1>
保有しているのは「有線イヤホン」と「ワイヤレスイヤホン」が主流。20代は「ワイヤレスイヤホン」の保有が65%におよぶ。使用シーンは「音楽を聴く」71%、「動画配信・共有サービスの視聴」50%が高く、「ラジオを聴く」「ゲームをする」と続く。<図2>
【耳のために行っていること】
耳のために意識的に行っていることは、「テレビ・ラジオの音量を控えめにする」「音楽の音量を控えめにする」「イヤホンやヘッドホンを使わないようにする」「睡眠を十分にとるようにしている」の行動が多く、特に70代の割合が高い。<図3>
【イヤホン/ヘッドホン難聴への不安度】
イヤホンやヘッドホン使用時の大音量や長時間利用による難聴(イヤホン難聴・ヘッドホン難聴・スマホ難聴)を呈示し、将来の不安度を聴取した。「かなり不安に思う」11%、「まあ不安に思う」29%、合わせて40%は不安を感じていた。「不安に思う」が最も多いのは、イヤホンやヘッドホンの利用頻度が高い20代で45%であった。<図4>
【スマホ難聴、イヤホン/ヘッドホン難聴の認知率】
スマホ難聴の「名前も内容も知っている」11%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」31%、合わせて42%が認知。イヤホン/ヘッドホン難聴は「名前も内容も知っている」21%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」36%、合わせて57%が認知しており、スマホ難聴より認知率は高い。スマホ難聴、イヤホン/ヘッドホン難聴ともに、60〜70代の認知が高く、若い年代ほど認知率は低い結果であった。<図5>
レポート項目一覧
□ 調査概要
□ 回答者プロフィール(性別・年代・未既婚・居住地・同居家族・子どもの有無・同居子どもの学齢・職業)
▼調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ スマホ難聴/イヤホン難聴・ヘッドホン難聴の名称認知
□ 直近1か月間のイヤホン・ヘッドホンの使用状況
□ イヤホン・ヘッドホンの使用頻度
□ イヤホン・ヘッドホンの1日の利用時間
□ 使用している/最も使用しているイヤホン・ヘッドホンのタイプ
□ 最も使用しているイヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリング機能の有無
□ イヤホン・ヘッドホンの使用シーン/最もよく使用するシーン
□ 直近1か月間の耳の聞こえにくさ
□ 耳について気になること
□ 直近1年間の耳の病気
□ 耳のために意識的に行っていること/最も意識的に行っていること
□ スマートフォンの保有有無
□ スマートフォン使用時のイヤホン・ヘッドホンの使用有無
□ スマートフォン使用時のイヤホン・ヘッドホンの1日の利用時間
□ イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)に対する将来の不安
□ イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)の自覚症状
□ タオル・ティッシュを使った耳掃除の頻度
□ 綿棒・耳かき棒を使った耳あか掃除
□ 耳あか掃除の方法
□ 耳あかのタイプ
□ ピアス用に耳たぶに穴をあけているか
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全40ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計40ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜79歳の男女 |
調査期間 | 2024年3月28日(木) |
有効回答数 | 本調査 2,400サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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