2024年2月 新型コロナウイルス生活影響度調査(余暇行動編)
- 余暇の行動では、20〜30代のテレビ離れが顕著
- 推し活をするのは「自分自身への癒し」と「ストレス解消」のため
関連する調査はこちら
調査結果トピックス
【余暇行動】
普段の生活で自由に使える時間は、多い計が全体で58%であり、最も余暇時間が多いのは60代、最も少ないのは40代であった。5類感染症移行前の2022年、2023年と比べても現在の余暇に使える時間に大きな変化はみられない。<図1>
直近1週間の家庭内での余暇行動は、「テレビ」「動画共有サービス」「SNS」「音楽」「ネットショッピング」など。時系列では「動画共有サービス」「SNS」「音楽」「動画配信サービス」が増加傾向にある。2024年の結果を年代別にみると、20代・30代が多いのが「動画共有サービス」「SNS」「音楽」「ゲーム」「動画配信サービス」と、若い年代のテレビ離れが目立つ結果であった。<図2>
【余暇時間への欲求】
余暇時間の過ごし方で求めることは、「リラックス・気分転換」「身体・精神疲労の回復」「ストレスの解消」「1人・自分だけの」「趣味を楽しむ」「食事を楽しむ」時間で6割を超え、2021年より増加傾向にある。一方、「友人・知人と直接会って過ごす」時間は、行動制限がなくなったことから緩い低下傾向がみられた。<図3>
【推し活】
余暇時間を利用し、自分の好きな人やコト・モノに対して“推し活”を行っている人は2割。女性20代は45%、次いで男性20代、女性30代が29%と高い。<図4>
“推し”の対象は「アイドル」「漫画・アニメ・ゲームのキャラクター」「ミュージシャン」が上位にあがる。<図5>
“推し活”をすることにより、「自分自身への癒し」「ストレスの解消」「推しに会いたい・直接見たい」「推しのことを考えるだけで幸せな気持ちになれる」「推しの話をすることが楽しい」と感じている人が多く、特に女性ではその気持ちが強い。<図6>
【新型コロナウイルスに対する不安、ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は30%、「将来に対する不安度」40%。「直近1週間のストレス度」48%と不安度、ストレス度ともに2023年8月より横ばいが続く。<図7>
※こちらの調査ではご希望の方のみに「クロス集計表(性年代/地域/職業/同居家族/世帯年収など)」も配布しております。ご希望の方は、お問い合わせページより以下の旨ご連絡ください。
例)“無料調査レポート「2024年2月 新型コロナウイルス生活影響度調査(余暇行動編)」について、クロス集計表の送付を希望”
全調査項目
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 現在困っていること
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと
▼第2章 新型コロナウイルスのマスク着用意識/検査について
□ 家の外や外出時におけるマスク着用意向/マスク非着用者への反応
□ 活動シーン別のマスク着用意向
□ 風邪症状があった場合のPCR・抗原検査の意向
▼第3章 新型コロナウイルスの流行を経た現在の余暇行動について
□ 余暇時間に対する実感と満足度
□ 今後増やしたい余暇時間
□ 余暇時間を自由に過ごすことへの阻害要因
□ 直近1週間に行った家の中での余暇行動
□ 今後行いたい家の中での余暇行動
□ 直近1か月以内での外出行動/今後の外出意向
□ 直近1か月に行った運動
□ 直近1か月以内に利用した施設/今後利用予定の施設
□ 余暇時間の過ごし方(欲求度/満足度)
□ 余暇の過ごし方(欲求度×満足度)
□ 余暇時間の使い方や考え方の変化(自由回答抜粋)
□ 推し活の実施状況/対象
□ 推し活への1か月平均支出額/活動頻度
□ 推し活をすることで感じること
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全86ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計86ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2024年2月22日(木)〜 25日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
広報担当: マーケティング部
TEL:03-6859-1192 E-mail: pr-cm@cross-m.co.jp