2023年8月 新型コロナウイルス生活影響度調査(食生活編)
- 「卵・チーズ・乳製品」の値上げによる買い控え、1年前の3倍へ
- 意識して摂っている栄養成分「食物繊維」「たんぱく質」「ビタミンC」
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調査結果トピックス
【食に関する普段の行動】
食に関して普段の行動としては「食べ残しをしない」「レジ袋をもらわない」が4割台、「家族と食事をする」「消費期限内に消費する」が3割台。時系列では「家族と一緒に」「規則正しい時間に」食事をする人が伸びている。一方、「食べ残しをしない」「レジ袋」「割り箸や紙ストロー」「プラスチック製のフォーク・スプーン」をもらわない、「容器・梱包材のリサイクル」などのエコ行動は軒並み減少している。<図1>
【買い控え食品】
燃料価格、輸入コストや輸入原料・餌代の高騰に加え円安により、2022年から続く値上げラッシュ。買い控えした食品は「卵・チーズ・乳製品」が24%と2022年7月結果より16ptと大きく上昇。鳥インフルエンザによる卵ショック解消の兆しは見えたものの、価格が高止まりしていることも一因と推察される。次いで「果物」が19%。「水産物・水産加工物」「冷凍食品」は、2022年7月より倍近くの買い控えがあった。<図2>
【栄養成分】
現在意識して摂っている栄養成分は「食物繊維」「たんぱく質(プロテイン)」「ビタミンC」で20%台であり、今後摂りたい栄養成分の上位と大きな変わりはない。今後摂りたい栄養成分の「食物繊維」「ビタミンC」「乳酸菌」「カルシウム」「鉄分」「大豆イソフラボン」は、女性の摂取意向が男性よりも10pt以上高い。<図3>
【海外料理】
食べたいと思う海外料理は、ピザ、パスタなど「イタリア料理」47%、麻婆豆腐など「中国料理」42%がTOP2。3か月以内に外食した/家庭で調理したTOP2も同様な結果であった。<図4>
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は4pt増の29%、「将来に対する不安度」は微増の39%。猛暑日が多かったこともあり「直近1週間のストレス度」は6pt増の48%であり、不安度、ストレス度ともに増加に転じた。<図5>
項目別不安度は「家族が感染する」「訪日外国人が増加する」ことへの不安がいずれも3pt上昇した。<図6>
※こちらの調査ではご希望の方のみに「クロス集計表(性年代/地域/職業/同居家族/世帯年収など)」も配布しております。ご希望の方は、お問い合わせページより以下の旨ご連絡ください。
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全調査項目
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/ワクチン接種状況/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間の外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 新型コロナウイルスのワクチン接種/マスク着用意識/検査について
□ ワクチン接種状況と追加接種意向
□ ワクチン追加接種不安要因/阻害要因
□ 家の外や外出時におけるマスク着用意向/マスク非着用者への反応
□ 活動シーン別のマスク着用意向
□ 風邪症状があった場合のPCR・抗体検査の意向
▼第3章 新型コロナウイルスの流行を経た現在の食生活について
□ 食事・飲食に関する行動別頻度/コロナ前と比べた増減変化
□ 食に関する出費・食材の選び方
□ 食に関する普段の行動
□ 調理・キッチン家電の所有・利用実態
□ コロナ流行をきっかけにした食事における意識変化
□ 外食・会食への意識
□ 意識して摂っている/今後摂りたい・興味がある栄養成分
□ 健康や体調管理のために意識して摂るようになったもの(自由回答抜粋)
□ 食生活で困っていること
□ 値上げによって買い物を控えた食品
□ 海外料理の喫食状況
□ 家庭での調理した/調理したい海外料理(自由回答抜粋)
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全107ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計107ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2023年8月25日(金)〜27日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
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