生成AIに関する調査(2023年)浸透状況編
◆利用実態・意識編はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230608AI/
- 生成AIサービス「ChatGPT」が、認知・利用経験ともに突出
- AIに代替されると思う職業「財務会計」「小売りの店員」
調査結果トピックス
【AI認知度】
フルタイム有職者におけるAI(人工知能)の認知率は93%、年代が上がるほど認知率は高まる。理解率(人に説明できる+それなりに知っている)は26%であり、若い世代ほど理解率は高い。<図1>
AI認知者に、生成AIの認知状況を確認した。認知率は82%であり、年代による大きな差はない。理解率(人に説明できる+内容をそれなりに知っている)は19%であり、20〜30代の理解率は他年代より高い2割半ばであった。<図2>
【AIによる職業代替】
生成AI認知者に、31職業を提示しAIにとってかわられる/とってかわられない職業を聴取し、とってかわられる/とってかわられない職業の差分の高い職業をピックアップした。“とってかわられると思う職業”の上位は「財務・会計・経理」「一般小売店の定員」が2割台、次いで「データサイエンティスト」「運転手」「システム・サイト保守運用」であった。一方、“とってかわられないと思う職業”では、「農業・漁師」「医者・看護師・歯科衛生士」で2割台、次いで「介護士」とエッセンシャルワーカーが多くあがった。<図3>
【生成AIサービスの認知・利用状況】
生成AI認知者の中で、会社で生成AIが導入される可能性のあるホワイトカラーに限って、サービスごとの利用状況を確認した。メディアでも話題になっている「ChatGPT」の認知率は78%、利用経験は39%と他サービスに比べ突出して高い。次いで「Bing AI」「Bard」と続く。<図4>
「ChatGPT」の認知・利用の構成を確認したところ、「現在主に利用している」は27%であり、2022年11月公開から半年あまりで3割近くになっていた。<図5>
レポート項目一覧
□ 属性設問(性年代/未既婚/子ども有無/職業/職種/仕事で最も時間を使う作業/テレワーク頻度/業種/勤務企業規模/個人年収/IT関連スキル)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果 スクリーニング調査
□ AI全般の認知・理解状況
□ AI各サービスの一般浸透度(利用経験×認知度のマッピング)
□ AI各サービスの認知/利用経験
□ AIについて思っていること・感じていること
□ 生成AI全般の認知・理解状況
□ 「AIによって取って代わられる職業」・「取って代わられない職業」ランキング
□ AIによる職業代替可能性の有無×共存可能性のマッピング
□ AIによって取って代わられると思う職業
□ AIによって一部は取って代わられるが、完全には取って代わられないと思う職業
□ AIによって取って代わられないと思う職業
□ 人間とAIが共存することになると思う職業
▼調査結果 本調査
□ 「生成AI」各サービスの浸透度
□ ChatGPT/Bing AI/Bardの認知・利用構成
□ 生成AI各サービス認知/理解/利用経験/最頻利用
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全33ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計33ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 スクリーニング調査/フルタイム有職者 本調査/ホワイトカラー・生成AI認知者 |
調査期間 | 2023年5月12日(金)〜15日(月) |
有効回答数 | スクリーニング調査/7,532サンプル 本調査/1,345サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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