防災に関する調査(2022年)意識編
◆備え・実践編はこちら
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20220808bousai/
- 自然災害に対して不安を感じている人は半数
- 「家族・知人の安否」と「インフラ」が不安要素
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調査結果トピックス
【災害への不安度と必要性】
自然災害への不安度を7段階で聴取をした。「とても不安を感じている」は13%、「不安に感じる計」は51%と半数を占めた。不安度は、特に女性や若い世代で高い。<図1>
災害が発生した場合に不安に感じる点は、「電気の停止」「水道の停止」「家族や知人の安否」「食料の不足」「建物の倒壊・破損」が5〜6割と多い。そのうち、最も不安に感じる点は、「家族や知人の安否」である。特に女性で不安に感じる割合が高い。<図2>
防災の必要性を感じるかの設問に対し「とてもそう思う」18%、「とても+ややそう思う」は65%におよぶ。年齢が高くなるほど必要性の意識は強まる。<図3>
【避難について】
災害発生の恐れがある場合、どの警戒レベルで避難するかを聴取した。「警戒レベル4(避難指示)」で避難するは45%、次いで「警戒レベル5(緊急安全確保)」の19%、合わせて64%におよぶ。60代は「警戒レベル3(高齢者等避難)」の段階で避難する人が19%と早めに避難するとした人が多い。一方、「警戒レベルに関わらず避難しない」は18%を占めた。<図4>
避難所生活となった場合の気持ちを7段階で確認した。「とても不安を感じる」は35%、「不安に感じる計」は72%に達する。女性や40代は「とても不安を感じる」が4割を超える。<図5>
避難所生活になった場合の不安点は「プライバシー」「衛生面」「トイレ」の3つが目立つ。女性は「衛生面」と「トイレ」をあげている人が特に多い。また、60代の一番の不安点は「トイレ」で、48%であった。<図6>
【他の地域で災害が起きた場合の気持ち】
他の地域で災害が起きた場合、「テレビ・新聞」「インターネット」で積極的に情報収集する人は6割に近い。一方「寄付をする/検討する」「ボランティア参加を検討する」は2割を下回る結果であり、”検討しない”人の方が多い。<図7>
レポート目次
□ 調査結果サマリー
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族人数/同居家族構成/同居子どもの年齢/世帯年収/職業/現在の住まい/階数/現在の住まいの築年数/居住年数/土地・地形の成り立ち/ロケーション/運転免許の保有/自家用車の保有/自家用車の保有理由/固定電話の契約状況/固定電話を契約している理由/携帯電話の保有台数/契約しているキャリア/複数台保有している理由)
▼自然災害について
□ 災害への不安度
□ 災害が発生したら不安に感じること
▼防災について
□ 防災の必要性を感じる
▼避難について
□ 避難指示が出たら逃げるか
□ 避難所生活になった場合の気持ち/不安点
▼他の地域で自然災害が起きた場合の考え/気持ち
□ テレビ・新聞での情報収集
□ インターネットでの情報収集
□ SNSでの情報収集
□ 寄付
□ ボランティアへの参加
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全59ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計59ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2022年7月15日(金)〜17日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
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