2021年12月 新型コロナウイルス生活影響度調査(外出編)
- 自由に外出できる条件は「感染者数が低い水準ならば」が半数超え
- オミクロン株で不安度上昇も公共交通機関の移動は増加
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調査結果トピックス
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は6p増の32%、「将来に対する不安度」は3p増の46%である。「直近1週間のストレス度」は、若干増の40%でありいずれも増加に転じた。<図1>
項目別の不安度では、「感染がわかったあとの周囲の反応」「自分が感染する」「終息時期が見えない」「重症患者増加による病床逼迫」が先月より2p前後の上昇。感染力の強いオミクロン株感染者が日本でも確認されたことに伴い、不安度は高まった。<図2>
【外出条件と外出時期】
国内の範囲を問わず自由に外出できる条件としては、「感染者数が低い水準ならば」が55%と高く、特に30〜60代女性では6割を超える。一方、「ワクチン接種の進行による」は20%であり、ブレークスルー感染者の確認やワクチン3回目接種も進んでいないことが背景にあると推察される。<図3>
また、気がねなく外出できる時期を行先別に聴取し、5割を超える人が「外出可能」とする時期を確認した。調査時点で国内において“すでに行ってもよい”場所は、「飲食店」 「友人・知人・恋人に会う」 「家族に会う(帰省する)」 「アウトレットモール・ショッピングモール・百貨店」など。今年の1-2月には「博物館・美術館」「水族館・動物園・植物園」「映画館・演劇場」など。最も5割到達が遅いのは、5-6月の「音楽イベント」「お祭り・花火・音楽以外のフェスティバル・イベント」と大勢が集まる大規模イベントがあがった。<図4>
【コロナ前と比べた外出に対する気持ちの変化・移動手段】
コロナ禍により“行きたいと感じる気持ちが強まった”外出先は、「友人・知人・恋人に会う」 と「県境を越える国内観光旅行」がいずれも27%。体験や経験を代替手段で楽しめない(満足できない)のは、 「県境を越える国内観光旅行」23%などである。<図5>
2021年11月調査と比較した移動手段は、「徒歩」「自転車」で“増えた”割合が上昇、「電車」「公共バス」は“減った”割合が減少しており、公共交通機関での移動は1年前より増えている。<図6>
※こちらの調査ではご希望の方のみに「クロス集計表(性年代/地域/職業/同居家族/世帯年収など)」も配布しております。ご希望の方は、お問い合わせページより以下の旨ご連絡ください。
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全調査項目
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業/ワクチン接種状況)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間と流行前との行動変化度合い、外出頻度、外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 コロナ禍における外出について
□ 直近1ヶ月に外出した/外出したい場所・目的
□ 現在の外出に関する満足度
□ 国内の範囲を問わず自由に外出できる条件
□ 気がねなく外出できる時期
□ コロナ前と比べた外出に対する気持ちの変化
□ 代替手段のある/代替手段のない外出先
□ 代替手段のない外出先の理由(自由回答抜粋)
□ 外出先に期待する感染症対策
□ 今年の年末年始に予定していること(昨年末との比較)
□ コロナ流行前と比較した普段の移動手段の変化
□ コロナ禍過去2年を振り返ってやりたいこと・挑戦したいこと(自由回答抜粋)
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全73ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計73ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2021年12月24日(金)〜26日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
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