2021年3月 新型コロナウイルス生活影響度調査(支出編)
- 宣言解除 不安は残りつつも、行動は活性化
- レジャー・教育・貯蓄・投資・趣味・教養に
“もっとお金をかけたい”
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調査結果トピックス
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は2p増の39%、「将来に対する不安度」は3p増の52%と先月よりいずれも微増。「直近1週間のストレス度」は、先月と同程度。全国の新規感染者数が増加に転じていることも影響してか、不安感は払拭されていない。<図1>
一方「直近1週間で実行したこと」では、感染予防対策とされる、マスク着用、消毒の使用、手洗いの実施、不要不急の外出、人の集まる場所へ行くことを控えるなどの行動は、すべて減少。暖かくなってきた時期の緊急事態宣言解除ということもあり、人々の行動が徐々に活発になっている様子がうかがえる。<図2>
【買い物行動・支出】
「買い物に対する意識や行動」について、GoToキャンペーンなどが展開されていた2020年8月、9月時点の調査結果と比較した。その結果、“不要不急の買い物を控える”、“できるだけ近場のお店で買い物している”、“無駄な出費を抑えるように心がける”、“買い物に行く頻度を減らしている”が減少。買い物行動への機運は高まっている。<図3>
また、「コロナ禍前と比べた支出変化」で“増えた”分野は「食生活」の28%が最も高く、「育児・子供の教育」、「家事に伴う日用雑貨やサービス」、「健康の維持」と続く。一方、5割以上の人が“減った”とした支出は、「旅行含むレジャー活動」、「人との交際」の費用である。そこで「今後の支出意向」を聴取したところ、“もっとお金をかけたい”のは、「貯蓄」の38% がトップ。次いで、「旅行含むレジャー活動」、「育児・子供の教育」、「投資」、「趣味・教養のための活動」であった。かたや“もっと節約したい”のは、「食生活」、「住まい」、「家事に伴う日用雑貨やサービス」など日常周りの分野である。<図4>
【気になる商品・サービス】
最近気になる商品やサービス(自由回答)では、支出を抑えられるため車のサブスクリプション「KINTO」、お得感のある「ふるさと納税」、ポイントが貯まる、還元率の高い「PayPay」「楽天市場」、最近案内が増えた気軽に開設できる「証券口座」、自身の判断と違う方法で運用してくれる「ロボアドバイザー」、スムーズに商品が受け取れる「モバイルオーダー」、マスク生活が続くため「アイシャドウ」、プラスチックゴミ削減のための「ステンレス・紙ストローやポイント寄与」などがあがっている。<図5>
※こちらの調査ではご希望の方のみに「クロス集計表(性年代/地域/職業/同居家族/世帯年収など)」も配布しております。ご希望の方は、お問い合わせページより以下の旨ご連絡ください。
例)“無料調査レポート「2021年3月 新型コロナウイルス生活影響度調査(支出編)」について、クロス集計表の送付を希望”
全調査項目
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間と流行前との行動変化度合い
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 コロナ禍における支出意識・行動について
□ 買い物に対する意識や行動変化
□ 新型コロナ流行前と比べた支出変化、今後の支出意向
□ 店舗ジャンル別 利用頻度の変化
□ 暮らし方や環境問題、企業の社会的責任に対する意識・行動
□ 主な支払い方法(キャッシュレス化の現状)
□ 投資したい商品・サービス
□ コロナ禍で気になる商品・サービス
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全87ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計87ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+表集計)
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2021年3月26日(金)〜28日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
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