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キャッシュレス決済に関する調査

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全国18歳〜69歳の男女2000人を対象に「キャッシュレス決済に関する調査」を実施しました。2018年4月に経済産業省より「キャッシュレス・ビジョン」が策定され”支払い方改革”が進む中、コロナ禍となりキャッシュレス決済の利用状況に変化はあったのでしょうか。今回は現状のキャッシュレス決済の利用実態について調査し、コロナ禍での人々の買い物行動における変化を探りました。
  • キャッシュレス利用 顕著に増加 QRコード決済人気高く
  • コロナ禍きっかけに現金主義からシフトの兆し

調査結果トピックス

【キャッシュレス決済の利用状況の変化】

買い物時の決済方法は、現金・クレジットカード利用が7割、QRコード・電子マネー利用は3割に達した。さらに、ここ半年の利用状況の変化を聞いたところ、現金以外の利用増加が目立ち、特に「QRコード」は6割以上で利用頻度の増加がみられた。また、まだ使っていないものの今後利用したいと思う決済手段も、支払い方法の中ではQRコードが8%と最多。一方、現金は減少傾向で「ほとんど使わなくなってきた」とする回答も7%ながら存在した。<図1>

図1 キャッシュレス決済の利用状況の変化

【キャッシュレス決済の使い分け方】

支払い方法ごとの使い分け方としては、クレジットカードが百貨店やオンラインショッピングでの利用が多いのに対して、QRコードや電子マネーはコンビニやスーパーでの利用が目立つ。またQRコード・電子マネーは7割以上が2000円未満の支払いで“日常のちょっとした買い物”での利用が主となっていることが窺える。<図2>

図2 キャッシュレス決済の使い分け方(利用者ベース)


【QRコード決済での支払いが増えた理由】

QRコード決済を使い始めたきっかけとしては、ポイント還元などのインセンティブが主な理由としてあげられており、QRコード決済での支払いが増えた理由としては、「お金の出し入れ・お釣りの受け渡しの手間がない」「スマホでスピーディーに支払いできる」といった利便性によるものが過半数の理由として挙げられた。またコロナの影響が窺える「衛生的だから」といった理由も約2割程度でみられた。<図3>
コロナ禍でキャッシュレス決済は利便性・お得感・衛生面といった点で前向きに浸透しつつあり、今後もより利用が進んでいくと思われる結果となった。

図3 QRコード決済での支払いが増えた理由


全調査項目

   

□ 属性設問(性別/年代/居住地)
□ 調査結果サマリ

▼調査結果詳細
買い物における支払い方法について
□ 最近の買い物行動の変化
□ 買い物で使用する支払い方法
□ 支払い方法ごとの利用場所
□ 支払い方法ごとの支払い金額帯
□ 支払い方法ごとの使用頻度の変化
□ 今後使用したい支払い方法

QRコード決済について
□ 利用しているQRコード決済サービス
□ QRコード決済の利用開始時期
□ QRコード決済を使い始めた理由
□ QRコード決済の登録支払い方法/チャージ方法
□ QRコード決済での支払いが増えた理由
□ QRコード決済についての不満事項

マイナポイント について
□ マイナンバー取得状況
□ マイナポイントの認知〜取得状況
□ マイナポイントの利用意向
□ マイナポイントの利用意向がない理由

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 18〜69歳の男女かつ日常生活で買い物をすることがある人
調査期間 2020年8月1日(土)〜2日(日)
有効回答数 本調査2,000サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

 

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