新型コロナウイルス生活影響度調査(第4回)
- これまで上昇していた「不安度」は高止まり傾向に
一方、長期化する自粛期間に対し生活者の「運動不足」が深刻化
調査結果トピックス
今回、直近1週間で不安を感じた割合は全体で約7割となった。第1回調査から第3回までは回を追うごとに不安度は上昇していたが第4回である今回は前回と同程度の割合となり、不安度の高止まり傾向がみられる。<図1>
緊急事態宣言後、困っていることでは「買い物がしにくい、自分や家族の運動不足・ストレス」が3割以上で上位に。買い物・運動不足・ストレスは前回調査でもTOP3になり、困り事として恒常化しつつあると考えられる。<図2> また、今後購入したい商品・サービスで運動器具・エクササイズマシンが上位になったことからも、運動不足やストレス解消ができる商品・サービスの需要が高まっている。
直近1週間で週5日以上の外出割合は全体的に下がっていることが判明。第3回の調査で週5日以上の外出割合が最も高かった男性50代も、今回約9ptマイナスと大きく減少。女性30代・40代も10pt以上減少した。一方、男性40代は前回とあまり変わらず、ほぼ毎日外出が続いている様子。<図3>直近1週間の外出目的と合わせてみると、全体の約半数が仕事や出勤・通学のために外出していることからも、職種や勤務先によってはリモートワークに切り替えるのが難しい実態が浮き彫りとなった。<図4>
※こちらの調査ではご希望の方のみに「クロス集計表(性年代/地域/職業/同居家族/世帯年収など)」も配布しております。ご希望の方は、お問い合わせページより以下の旨ご連絡ください。
例)"無料調査レポート「新型コロナウイルス生活影響度調査(第4回)」について、クロス集計表の送付を希望"
全調査項目
□属性設問 (性別・年代・居住地・婚姻状況・子ども有無・同居家族・同居子供・世帯年収・職業)
□新型コロナウイルス関心度・理解度
□直近1週間の不安度・将来に対する不安度
□現在の気持ち
□直近1週間と流行前の行動変化度合い
□余暇の過ごし方
□初動の行動タイプ
□直近1週間の外出頻度・外出目的
□緊急事態宣言後、困っていること
□少しでも前向きな気持ちになれるよう取り組んでいる活動
□デジタルシフトへの期待度
□定期購読している新聞
□視聴することが増えた映像サービス/SNS
□所有している/使用頻度が増えたゲーム機器・デバイス
□今回を機に、新たに買った商品・サービス/今後買いたい商品・サービス
□10万円の使い道・具体的な使い道
□ソーシャルディスタンスをとる場面や場所
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20〜69歳の男女 |
調査期間 | 2020年4月24日(金)〜4月26日(日) |
有効回答数 | 本調査2,500サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」