行動・反応速度の解析により一般生活者の購買行動やパッケージ評価を明らかにする「衝動リサーチ」
衝動リサーチとは
商品やサービスが「店頭で」買ってもらえるかどうかを検証するためのWEB調査です。
衝動リサーチの活用方法
- 商品がどのように検討されて購入されているかのデータが欲しい
- 店頭を起点としたマーケティング施策が必要だが、店頭で調査するにはハードルが高い
- オフライン調査では、モニターへのバイアスがかかり精緻な評価がしにくい
衝動リサーチの特長
衝動リサーチは、元来行われてきたWEBシェルフ調査とパッケージ評価調査を「行動/反応速度」の観点から分析し、通常の調査よりも細かく・精緻なデータを取得する手法です。
衝動リサーチの詳細
WEBシェルフ
回答者がWEBシェルフを回遊する際の操作ログを取得します。通常のWEBシェルフは、棚画像を見せて「どの商品が気になるか」、「どの商品を購入したいか」と意識ベースの聴取に限定されるのに対し、本サービスでは「クリックした商品」、「クリックしたけど買わなかった商品」などの操作データ(事実データ)も取得。例えば、商品のクリック率を出すことで、自社商品が購入されないのは「クリック(検討)されたのに買われなかったのか」、「そもそもクリックされていないのか」に分解でき、これまでのWEBシェルフやオフライン調査でのシェルフテストよりも深い分析が可能となります。操作データを取得するにあたり、店頭調査専門のコンサルティング企業「エンバイロセルジャパン(株)」と共同で開発を行い、店頭現場で重要な指標を盛り込んでいます。
アウトプット例
取得するデータ例
パッケージ評価調査
我々はこれまで多くのパッケージ評価調査を行ってきました。新商品のパッケージ(PKG)テストを行うこともあれば、ロングセラー商品などは、基本方向性は踏襲しながら微妙にPKGを変更してテストする場合もあります。特に後者の場合、似通ったパッケージ同士を評価させるため、調査結果が茫洋としてしまい、パッケージ間の有意差が出ないことも多くあります。
本サービスは、回答までの速度を取得し、回答率と回答速度から商品を評価することで、通常のアンケートよりも精緻な評価を可能にしました。それにより微妙な違いも検証することが可能となります。
もともとは潜在意識を評価するために生まれたもので、「本人でも気づいていない意識」を明らかにすることに向いた手法です。そのため、商品パッケージの評価の他にも、コンセプト評価や、「タテマエとホンネ」が入り混じって上手く結果が出ない場合にもこの手法は有効です。
回答画面は、以下のように回答しやすさを重視。評価は○とXの2択で極めてシンプル。
社会心理学でも広く浸透している「IAT(IAT(Implicit Association Test)」の考え方をベースに弊社独自のロジックに基づいた分析を行っています。
回答イメージ
アウトプット例
衝動リサーチの料金イメージ
サンプル数:500サンプル
ご納品物:レポーティングまで
150万円~(税別)
※WEBシェルフのみ、パッケージ評価調査のみのご依頼も可能です。