CrossDataの導入で全国各地・多拠点への大規模調査結果の集計・展開の迅速化・高度化

全国農業協同組合中央会様
写真右より:
一般社団法人 全国農業協同組合中央会(JA全中)JA改革・組織基盤対策部 小西 直輝 様
一般社団法人 全国農業協同組合中央会(JA全中)JA改革・組織基盤対策部 田代 誠吾 様
弊社 コンサルティング部 データマーケティンググループ 峯俊
弊社 コンサルティング部 データマーケティンググループ 田川
JA全中様は、200問を超える大規模な実態調査を毎年実施されており、回答対象も全国551のJA(2022年4月時点)と非常に広範なものとなっていました。さらに、この結果をレポーティングして共有するなどの作業も伴うことで、従来の手法での集計・展開作業の負荷やスピードといった点を課題に感じておられました。

そこでクロス・マーケティングは、弊社独自のクラウド型BIツール”CrossData”の導入による効率化をご提案しました。調査データの整理・統合から着手し、”CrossData”のダッシュボード構築やデータ更新、ユーザー管理といった保守・運用まで一貫したご支援を実施しました。

その結果、集計・展開作業を”CrossData”で一貫して対応する体制を整えたことで、グループ内への迅速な結果共有を実現し、レポーティングの手間と時間の大幅な削減に成功。

今後は財務データや各種統計といった情報を調査結果と掛け合わせることで戦略や施策立案への活用も予定されており、組織基盤・経営基盤強化を目指されています。

今回は、JA全中JA改革・組織基盤対策部 小西様 に、当社の”CrossData”によるダッシュボード構築・保守・運用支援をご活用されてからの感想を伺いました。

ご相談企業様のご紹介

全国農業協同組合中央会ロゴ
一般社団法人 全国農業協同組合中央会(JA全中) 小西直輝様
一般社団法人 全国農業協同組合中央会(JA全中) 
JA改革・組織基盤対策部
小西 直輝様

毎年全国のJAを対象とした様々な取り組みや現状についての調査や、調査結果をフィードバックする業務を主にご担当。

プロジェクト概要

団体(組織)名

一般社団法人 全国農業協同組合中央会(JA全中)

課題

全国のJAを対象とした大規模調査結果の集計・展開の迅速化・高度化

ソリューション

BI Building (CrossData)

成果

オンライン上での迅速な結果の集計、都道府県中央会や全国のJAへの速やかな展開を実現

Interview

全国500を超えるJA、毎回調査に多くの手間や時間がかかっていた

―弊社にご相談いただいた経緯について、お教えください。

貴社にはWEB調査やLINE調査での豊富な実績があり、調査結果のフィードバックのイメージを貴社であれば実現できると考えたため、ご相談に至りました。

―弊社にCrossDataの導入を依頼する前に、全国農業協同組合中央会様で抱えていた課題についてお教えください。

私は現在の部署で、毎年全国のJAを対象とした様々な取り組みや現状についての調査や、調査結果をフィードバックする業務を主に担当しています。
これまではExcelを用いたツールで集計しており、結果の算出に手間を要するという点が大きな課題でした。同時に、フィードバック後の修正など機動的な対応が難しいという課題もあり、改善すべき余地があると考えていました。

また、Excelシートや集計レポートを配布することでのみ調査結果をフィードバックしていたため、全国500を超えるJAを対象とした調査結果の展開にも、多くの時間を要していました。

―CrossDataの導入だけでなく、調査の実施支援についても今回ご依頼いただきましたが、調査実施という観点で抱えていた課題についてもお教えください。

従来の実施方法では、毎年の調査票の作成にどうしても手間や時間がかかってしまう点が1 つの課題でした。しかし、貴社に支援を依頼してからは、迅速な調査の実施が実現したと感じています。
また調査の実施過程で数値変動等の確認プロセスを入れていますが、このプロセスの大幅な効率化・精緻化を図ることができました。

プロジェクトスキームイメージ
プロジェクトスキームイメージ
”CrossData”はクロス・マーケティングが提供するクラウド型BIツールで、ユーザー数によらない料金体系を採用。またユーザーの所属に合わせて閲覧できるデータを制限できるため、定型分析の結果を多拠点の現場ユーザーに共有することを得意としています。さらに過去の調査データを搭載し、時系列変化の確認も可能。 JA全中様は全国各地にグループ内の会員組織があり、まさに”CrossData”が適していました。

 

ダッシュボード構築までは「データが適切に見られるか」などの確認のみ。
少ない負担で調査結果の迅速な集計・展開が実現できた

―CrossDataダッシュボード構築の取り組み時に苦労した/助かったなど、印象的なエピソードについてお教えください。

ダッシュボードの構築作業をしていただく際、弊会ではダッシュボード上でデータが適切に見られるかなどを確認したのみでしたので、労力や手間をかけずに少ない負担で作業が済んだところがとても良かったです。

また、構築作業中に県域単位などでフィルターをかけた際、適切なデータが表示されなくなるというアクシデントがありましたが、迅速にご対応いただいたことで、心強さや安心感を感じました。

―上記の取り組みによって得られた具体的な効果について、お教えください。

ダッシュボード構築により、調査結果の展開を迅速に行えるようになっただけでなく、県域単位での集計結果を数回のクリックで見られるようになりました。全国のJAに調査結果を展開する際の負担も大幅に軽減されました。

対談写真1

効率化が進み、職員からも好評の声。
今回の取り組みを基盤として、さらなるデータ活用が視野に入るように

―今回のCrossDataに関するご支援を経て、チームメンバー・部署・社内における効果・影響があればお教えください。

サポートしていただく前と比較すると、弊会の各部署でもダッシュボード上で調査結果を確認できるようになったことで、従来よりも結果確認やデータ分析が容易になったとの評価を耳にしています。

―今回の支援をきっかけとした新たな動きがあれば、お教えください。

今後はJAの財務データなど、各種データの搭載も検討しています。調査結果と掛け合わせることで、一層のデータ活用につなげることを検討しています。

一貫して誠実・迅速で丁寧な対応が印象的

―今回の取り組みの中で、クロス・マーケティング社の対応に対する印象はいかがでしょうか?印象的なエピソードがあれば、お教えください。

調査票作成からダッシュボード構築、現在の運用支援に至るまで、弊会の要望に日頃から迅速に対応していただいており、誠実に向き合っていただいていると感じています。

―最後にクロス・マーケティング社に対して、今後期待することがあればお教えください。

調査票の作成やデータの集計、ダッシュボード構築などに関し、今後も引き続き丁寧で迅速な対応をお願いしたいです。また、調査結果や各種データ分析における貴社ダッシュボードの活用など、もう一歩踏み込んだご提案も期待しています。

担当コンサルタントからのコメント
全国規模の各拠点・JAに対する迅速かつ柔軟な調査データの展開という当初の課題感に対して、低コストでの多人数活用が可能な“CrossData”の活用はまさにうってつけでした。今回ご紹介した調査データの活用だけでなく、売上やCRM、広告系などデータ種別を選ばない可視化が“CrossData”では可能ですので、似たような課題感をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

 

支援サービス
BI Building

 

関連事例

サンスター株式会社 様
日用品・雑貨・化粧品
オフライン調査実績事例 サンスター株式会社様
お口の健康や美を追求する商品を開発、販売しているサンスター株式会社(以下、サンスター)。主力製品である「オーラルケア」領域では、「若い世代の意識、関心の低さ」を課題としていました。その課題を打破するために実施したのが、「オーラルケア」ではなく、「セルフケア」をテーマにした調査でした。今回は、若年層のライフスタイルを探ることで、将来の製品開発に役立てるために尽力した2名の方に、調査の目的、成果についてお話を伺いました。 (後編の記事はこちら: セルフケアの“新たな習慣”を作るという挑戦。顧客起点のマーケティングで、時代にマッチした事業を展開し続ける)
# マーケティングリサーチ # 日用品・雑貨・化粧品 # 医薬品・ヘルスケア
業界/業種日用品・雑貨・化粧品医薬品・ヘルスケア
支援領域マーケティングリサーチ
開催日:-
受付終了
株式会社ユナイテッドアローズ 様
アパレルファッション
データマーケティング実績事例 ユナイテッドアローズ様
人気セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」の運営で知られる株式会社ユナイテッドアローズ様。 ハウスカードプログラムの見直しに際して、店舗でのやりとりにとどまらない長期に亘ってのお客様のニーズを把握するため、当社の「ジャーニーデータ分析」を活用いただきました。 今回は執行役員でDX推進センター担当本部長の藤原義昭さまとDX推進センター・デジタルマーケティング部・CRM推進チームのリーダー池田沙貴子さまに、当社のデータ分析を活用いただいての感想をうかがいました。
# データマーケティング # アパレルファッション
業界/業種アパレルファッション
支援領域データマーケティング
開催日:-
受付終了
京セラ株式会社 様
情報・通信
コンサルタンシー実績事例 京セラ株式会社様
コーポレートブランディングの推進・強化に向けてクロス・マーケティングでは調査データの利活用を基点とした併走支援をしております。今回は京セラ株式会社 広報室ブランドプランニング部ブランド推進課の西野慶也様に、クロス・マーケティングとの取り組みについてお伺いしました。
# コンサルティング # 情報・通信 # 家電・電機・精密機器
業界/業種情報・通信家電・電機・精密機器
支援領域コンサルティング
開催日:-
受付終了
全国農業協同組合中央会 様
食品・飲料
データマーケティング実績事例 JA全中様
JA全中様は、200問を超える大規模な実態調査を毎年実施されており、回答対象も全国551のJA(2022年4月時点)と非常に広範なものとなっていました。さらに、この結果をレポーティングして共有するなどの作業も伴うことで、従来の手法での集計・展開作業の負荷やスピードといった点を課題に感じておられました。 そこでクロス・マーケティングは、弊社独自のクラウド型BIツール”CrossData”の導入による効率化をご提案しました。調査データの整理・統合から着手し、”CrossData”のダッシュボード構築やデータ更新、ユーザー管理といった保守・運用まで一貫したご支援を実施しました。 その結果、集計・展開作業を”CrossData”で一貫して対応する体制を整えたことで、グループ内への迅速な結果共有を実現し、レポーティングの手間と時間の大幅な削減に成功。 今後は財務データや各種統計といった情報を調査結果と掛け合わせることで戦略や施策立案への活用も予定されており、組織基盤・経営基盤強化を目指されています。 今回は、JA全中JA改革・組織基盤対策部 小西様 に、当社の”CrossData”によるダッシュボード構築・保守・運用支援をご活用されてからの感想を伺いました。
# 食品・飲料 # データマーケティング # 流通・小売・卸売・飲食
業界/業種食品・飲料流通・小売・卸売・飲食
支援領域データマーケティング
開催日:-
受付終了
ヤマハ音楽振興会 様
学術・研究・教育
サービス受容性確認からプログラム評価、ローンチまでプロジェクトをご支援 親子1,000組のリクルートや、0-2歳児親子へのインタビューなども柔軟に対応
国内約2,300会場で音楽教室を運営する一般財団法人ヤマハ音楽振興会(以下、ヤマハ音楽振興会)は、お客様とオンラインでつながり、リモートでサービスを提供する新たなビジネスモデル「オンライン専科開発プロジェクト」を推進しています。今回は、そのプロジェクトの一環で2つのオンラインレッスン開発に尽力された4人のキーマンに、クロス・マーケティングとの取り組み内容をうかがいました。
# マーケティングリサーチ # 学術・研究・教育 # エンターテインメントサービス
業界/業種学術・研究・教育エンターテインメントサービス
支援領域マーケティングリサーチ
開催日:-
受付終了
ハウス食品株式会社 様
食品・飲料
オフライン調査実績事例 ハウス食品様
バーモントカレーや北海道シチューなどを筆頭に、毎日の食卓に欠かせない人気商品を開発・販売しているハウス食品株式会社様。クロス・マーケティングはそのフレッシュアップ(味の見直し/リニューアル)の味覚会場調査(味覚CLT)もサポートしています。 味覚CLTを担当されているお客様生活研究部の野口様に、ロングセラーブランドを支える味作りのための会場調査の大切さや、クロス・マーケティングとの取り組みについてお聞きました。
# 食品・飲料 # マーケティングリサーチ
業界/業種食品・飲料
支援領域マーケティングリサーチ
開催日:-
受付終了
明治大学 様
学術・研究・教育
コンセプトこそ商品・サービスの競争力の源泉:属人的に陥りがちなコンセプトとデザインの生成支援・評価サービス「KAGAMI」をクロス・マーケティングと共同開発
製品開発の最上流に当たるコンセプトやデザインは、商品・サービスの売れ行きそのものを左右する重要な存在です。 しかし、耐久性などの客観的な性能と異なり、コンセプトやデザインは主観的・感性的な側面があります。そのため、それらの生成作業は”職人技”のようにみなされ、一部の従業員の属人性への依存、あるいはアウトソースへの依存が散見されます。企業としては、特定の人ではなく、組織として知見・能力を持たないと、再現性が保証できません。 その問題を打開するために、科学的なアプローチでのコンセプトとデザインを検討・評価するソリューション『KAGAMI』 を明治大学の加藤拓巳専任講師とクロス・マーケティングで共同研究・開発しました。
# マーケティングリサーチ # 学術・研究・教育
業界/業種学術・研究・教育
支援領域マーケティングリサーチ
開催日:-
受付終了
サンスター株式会社 様
日用品・雑貨・化粧品
コンサルタンシー実績事例 サンスター株式会社様
お口の健康や美を追求する商品を開発・販売しているサンスター株式会社(以下、サンスター)。主力製品である「オーラルケア」領域では、「若い世代の意識、関心の低さ」を課題としていました。その課題を打破するために「セルフケア」をテーマにした調査を実施。 (前編の記事はこちら: 若い世代のオーラルケアのモチベーションをあげるためにどんなリサーチが必要か|相談しながら見えてきた突破口「セルフケア」) 今回の後編の記事では、調査を実施した後、既存のオーラルケアの枠を超え、新たな提供価値の発掘と事業推進に挑む3名の方にお話を伺いました。
# コンサルティング # 日用品・雑貨・化粧品 # 医薬品・ヘルスケア
業界/業種日用品・雑貨・化粧品医薬品・ヘルスケア
支援領域コンサルティング
開催日:-
受付終了
東京地下鉄株式会社 様
旅行・観光・運輸
複数の調査手法を用いながら多角的にニーズを把握することで、東京メトロユーザー様への質の高いサービス提供を実現
東京都区部を中心に9路線195.0km180駅の地下鉄を運営し、うち7路線で他社と相互直通運転を実施する、首都圏の鉄道ネットワークの中核を担う東京地下鉄株式会社様(以下、東京地下鉄)。 東京メトロを利用されているユーザー様にさまざまなご意見・ご要望を頂戴し、お客様視点に立った質の高いサービスを提供することを目的に実施されている「東京メトロお客様モニター調査」の運営業務を、クロス・マーケティングでサポートさせていただいております。 今回は、本プロジェクトを推進されている川満 雄貴様にお話を伺いました。
# マーケティングリサーチ # 旅行・観光・運輸 # セルフ型リサーチ
業界/業種旅行・観光・運輸
支援領域マーケティングリサーチセルフ型リサーチ
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード