マーケティングコラム

オフライン調査を学ぶのにおすすめな記事まとめ

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調査目的に応じた最適な調査設計を行うためには、調査手法の特性や強みを把握して選択する必要があります。調査手法には、ネットリサーチの他に、ホームユーステストや会場テスト、グループインタビューやデプスインタビュー等、数多くのオフライン調査があります。今回のコラムでは、オフライン調査に関するここ最近のコラム記事をご紹介します。

オフライン調査とは

オンライン調査は、対象者の呼集方法・調査回答方法ともにネットを活用した調査手法で、ネットモニターに対してオンラインでアンケートを配信し回答を集める方法です。

一方、オフライン調査とは、対象者の呼集方法あるいは調査回答方法いずれかにて、ネット以外の方法を活用した調査手法になります。対象者の呼集方法としては、ネットモニター以外に専門調査員の人的ネットワークを活用した機縁リクルートがオフライン調査にあてはまります。調査回答方法としては、オンライン配信によるアンケートの他に、会場テストやホームユーステスト、郵送調査、電話調査、街頭調査等多くの調査手法があります。定量調査だけではなく、グループインタビューやデプスインタビューもオフライン調査の領域に含まれます。

このように、オフライン調査はネットリサーチ登場以前からあるマーケティングリサーチ手法で、昨今はこのオフライン調査手法にオンライン調査を組み込んで活用されることも多くなりました。

以下のコラムでは、オンライン調査とオフライン調査の違いやそれぞれの特性について解説しています。
【オンライン調査とオフライン調査の有効活用】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/util95/

グループインタビューについて

オフライン調査の代表的手法であるグループインタビューを成功させるためには、調査設計とモデレーションが重要です。以下の2つのコラムでは、グループインタビューの調査設計にあたって念頭におくべき重要な3つのポイントとともに、モデレーションの重要性とコツ・注意点について解説しています。
【グループインタビューの調査設計で重要な3つのポイント、新しい発見を得るための方法とは】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220415/
【インタビュー調査におけるモデレーターの意味と役割とは?インタビュー実施のコツも伝授】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220318/

また、グループインタビュー、デプスインタビューの実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【グループインタビュー(FGI)、デプスインタビュー(IDI)】
https://www.cross-m.co.jp/service/interview/


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オンラインインタビューについて

デプスインタビューといえば来場型インタビューだったものが、このコロナ禍によるオンライン化促進の影響でオンラインインタビューを実施する機会が増えてきました。以下のコラムでは、オンラインインタビューで注意すべき点や念頭に置いておくべきポイントを来場型インタビューと比較しながら解説しています。
【オンラインインタビューならではの特性と注意点 ~来場型インタビューとの違い~】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220826/

また、オンラインインタビューの実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【オンラインインタビュー】
https://www.cross-m.co.jp/service/online_interview/

エスノグラフィーについて

定性調査の一手法として、エスノグラフィーという「行動観察」を用いた手法があります。以下のコラムでは、エスノグラフィーの特長をわかりやすく、事例を挙げながら解説しています。
【エスノグラフィーとは?活用ポイントや事例をご紹介】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20221220/

また、エスノグラフィー活用手法の1つとなるホームビジットの実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【ホームビジット(HV)】
https://www.cross-m.co.jp/service/home_visit/

オフライン定量調査について

オフライン調査といえば、インタビュー等の定性調査ばかりではありません。ホームユーステストや会場テスト等の定量調査も数多く実施されています。最近では、タブレットを活用して即時回答・入力できるような会場テストや、インタビュー調査と会場テストを組み合わせた手法など、いろいろな取り組みが行われています。

以下のコラムでは、最近の事例や取り組みを紹介しながら、各手法の特性を解説しています。
【ホームユーステストのメリット、最近の活用事例をご紹介】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20221125/
【タブレットを使った会場調査(CLT)の特徴は?メリットと留意点も解説】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220513/
【会場調査(CLT)のメリット、インタビュー調査と組み合わせた活用事例をご紹介】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20221021/

また、オフライン定量調査の実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【ホームユーステスト(HUT)】
https://www.cross-m.co.jp/service/hut/
【会場テスト(CLT)】
https://www.cross-m.co.jp/service/clt/


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紙の調査票作成について

どんな調査手法でも、企画設計段階が一連のプロジェクトにおいて最も重要な工程であり、その中でも調査票作成はマーケティングリサーチャーの真価が問われます。オフライン調査における紙での調査票作成は、Web調査票とは異なる特性や紙ならではの注意事項があります。

以下のコラムでは、オンライン調査と比較しながら紙の調査票作成の工夫やコツを解説しています。
【調査票作成で大切なポイントとは?オンライン調査と紙の調査での違い】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220930/

機縁リクルートについて

調査対象によっては、ネットモニターに対するWebリクルートよりも、専門調査員による人的ネットワークを活用した機縁リクルートの方が最適という場合もあります。特に、機縁リクルートは、ネットモニターにはまだ少ないシニア・ターゲットのリクルートに強いことが特長です。

以下のコラムでは、100歳100人調査を事例に取り上げながら、機縁リクルートの特性と強みを解説しています。
【機縁リクルートの強みとは?100歳100人調査の事例も紹介】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220729/

また、リクルーティングの種類や実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【リクルーティング】
https://www.cross-m.co.jp/service/recruit/

その他のオフライン調査の取り組みについて

郵送調査、電話調査、街頭調査、訪問調査といったオフライン調査の実施方法等の詳細は、以下のページでご紹介しています。
【アンケート調査】
https://www.cross-m.co.jp/service/
【郵送調査】
https://www.cross-m.co.jp/service/mail/
【電話調査】
https://www.cross-m.co.jp/service/tel/
【街頭調査】
https://www.cross-m.co.jp/service/street/
【訪問調査】
https://www.cross-m.co.jp/service/visit/

コロナ禍の環境における感染対策の詳細は以下のコラムにてご紹介しています。
【対面で行う会場調査・インタビュー調査での感染予防対策の取り組み】
https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20220617/

まとめ

このように、調査手法にはオンライン調査以外に多くのオフライン調査が存在します。ホームユーステスト、会場テスト、インタビュー等それぞれの特性と強み、最近の取り組み事例等を参照しながら、調査目的に応じた最適な調査手法を選択すると良いでしょう。

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