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オウンドメディア立ち上げ記第3回 コラボで実現した人気コンテンツ
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アサヒビールと日経BP社が共同運営する「カンパネラ」は7月31日のサイトオープン以降、順調にアクセスを伸ばしています。KPIとして設定しているページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)数はこれまで毎月目標をクリアし、好意的な評判も多くいただいています。数値目標のほかには、カンパネラからアサヒビールのサイトへの誘導効果についても意識しています。そのほか、サイトの目的のひとつである「酒文化啓発」という視点で、お酒や飲酒に対する読者の気持ちがどう変わっているかということもアンケート調査などで検証しています。
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アサヒビールと日経BP社が共同運営する「カンパネラ」は7月31日のサイトオープン以降、順調にアクセスを伸ばしています。KPIとして設定しているページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)数はこれまで毎月目標をクリアし、好意的な評判も多くいただいています。数値目標のほかには、カンパネラからアサヒビールのサイトへの誘導効果についても意識しています。そのほか、サイトの目的のひとつである「酒文化啓発」という視点で、お酒や飲酒に対する読者の気持ちがどう変わっているかということもアンケート調査などで検証しています。今回はカンパネラの人気コンテンツを紹介します。まずは、前回にも触れた「アルコール・ブレスト(AB)会議」です。アサヒビールの社員が飲みながら会議をする様子をレポートするものですが、会議の場にアルコールが入っている場合と入っていない場合との比較や、会議をうまく進めるコツも紹介しています。ただ飲みながら会議をするのではなく、飲むことで良いアウトプットにつながるような会議の進め方や、飲んでアイデアを出すだけで終わらずに、翌日のお酒が抜けた状態で振り返ることが大事だということまで追いかけているところがポイントです。おそらく読者の方も実体験として、会議の後に飲みに行って話をしているときの方が良いアイデアが出たというような経験があるのではないでしょうか。
アルコール・ブレスト(AB)会議
竹鶴政孝とその妻、リタの生涯を紹介するマンガや、「マッサン」の1週間を一枚絵と感想で紹介するコラムも人気です。余市蒸溜所は我々が持つ素晴らしい資産のひとつですが、アサヒグループの社員にとっては当たり前のものとしてとらえてしまうところがあります。そこに日経BP社のスタッフが読者の視点を意識して編集することで、新鮮で魅力が伝わるコンテンツを生み出すことができました。両社が関わっていることの相乗効果が出たと感じています。
鶴政孝とその妻リタの生涯をマンガで紹介
さらなる読者拡大のフェーズへ
ほかにも、企業の経営者に酒場でインタビューを行う「ミッドナイト・インタビュー」も両社のコラボレーションで生まれたコンテンツと言えます。日経BP社が得意とするトップインタビューを、お酒を交えたよりリラックスできる場で行うことで、より経営者の方の魅力を引き出すことができます。
リラックスできる場で経営者の本音を引き出す「ミッドナイト・インタビュー」
また、人気コンテンツである「アルコール・ブレスト会議」は、ビジネス、お酒、コミュニケーションとカンパネラのコンセプトを体現したコンテンツでもあるので、これをもっと浸透させていきたいと考えています。「AB会議」という略称も含めてバズワードになっていて、ビジネスパーソンの方に「AB会議と言えばカンパネラだよね、アサヒビールのメディアだね」と言ってもらえるくらいに認知を広げていきたいと思っています。